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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>27

 「駅前弁当」の感想嬉しいです笑、アレは僕が生まれてすぐの映画ですが、いかに浜松がヤマハと鰻と茶か分かりますよね笑。「浜松顔」の指摘はさすがです。「駅前」には銚子も出てくるんですが、加東大介さんが「銚子顔」のメイクで笑、漁師の役で出てて唸りました笑。

 ウォーキングを始めた理由は「夜、外に人がいない」とわかったからです。街がオープンセットのように見える時期というのは今しかないと思うので笑。

 本田さんだけではなく、僕は誰の死についても全く分かりません笑、自分についてもです。ただ、自殺と一言に言っても、一見自殺に見えても事故だったり、ものすごい時間をかけて実質上の自死に至る場合(ビルエヴァンスもチャーリーパーカーも「数十年かけてゆっくり自殺した」と言われました)もあり、病死と区別がつかない事もあります。これからもさらに複雑になってゆくんじゃないでしょうか。いわゆる尊厳死のような形もありますし。

 今回、というか、段々、本田さんのプロフェイリング(年齢とか)がわかってきて、ちょっと寂しいですが(笑・謎の人でいてほしいので)、本田さんの年齢でしたら、誰でも自殺は考えるんじゃないでしょうか?なんで考えるかというと、「実際のところ、死のイメージが全くリアルではない」からだと思われます。ロマンティックなイメージの世界においては自殺は甘美な側面もあるかもしれませんが、何れにせよ、自殺したいと何十年も願いながら老衰で死ぬ人もいますし、楽しく酒飲んでたらトラックが突っ込んできて死ぬ人もいます。死はリアルすぎて、イマジネーションでは捉えがたい。というのが僕の考えです。

 天国というのは特定宗教の用語で、死後の世界に関しては各宗教がかなり具体的に設定されていますので、簡単なイメージを膨らませるより、人類が死後の世界をどうイメージしてきたか、検索してみてはいかがでしょうか?結構時間がかかるし、面白いですよ笑。


 

 
No.33
46ヶ月前
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 正午に起きて、深夜4~5時に寝るというタイムテーブルに慣れ始めてきた。せっかくライブもないのだから朝9時に起きたい所なのだが、しまった。「大恐慌へのラジオデイズ」の収録が、零時を超えないとできない。三回先まで内容が決まっている(*三回先が「続・道で拾った CD をかけっぱなしにして質問に答える」ですので、ネタ狙いの方からシリアス極まりない方まで、満遍なくメールでお送りください。宛先は info@kikuchinaruyoshi.net です)。    「夜電波」は TBS まで事務所の車で行って、入り口でパスを貰い、それを首から下げて9階まで行き、スタジオに入った。台本は細密に全部書いてあって(大体30分~1時間で電撃の様に書いた。我ながらよく8年間も毎週書けたと思う。習慣のなせる技であろう)選曲も事前に決まっていて、スタジオで話し、収録が終わるとトナミ D が、噛んだ所や、言い間違えを直してくれた。終わると再び長沼の運転で事務所に帰る。  
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