菊地成孔さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
花粉症の季節がやってきた。ずっとピースライトを吸ってきたが、花粉症の症状が加わると、とてもじゃないが重くて吸えなくなる。もはや花粉症とは言えず、総合アレルギー性鼻炎なのだが、いよいよ花粉症のアレルゲン放出が始まると顔面まで痒くなる。
色々試した結果「ケント・ウルトラライト・メンソール」に変えた。「ウルトラ」と箱に書いてあるところがなんだか凄く、0・1ミリなので、吸った気がせず、あまり好きではないのだがメンソールにした。
僕は余りに懐かしがりすぎるのは好きではない。しかし、時折、どうしようもない。懐かしすぎるのは、一種の病気だ。一口吸って、19歳の時まで吹き飛ばされてしまった。上京した年である。 DC ブランドを着た僕は、意気揚々とセーラム、ヴァージニアスリム・メンソール、クールを吸って、ツバキハウスやニューヨークニューヨークに通っていた。
「何も考えてない」というのは、とても良い状態です。「何も感じない」も、実はそこそこ大切ですが、現代は「すごく色々敏感に<感じる>けれども、考えているようで<何も考えていない>」時代だと思います。Twitterの一連をご覧になって、ものすげえ感じたと思うんですね。それに対し、荘子くんと僕の話は、「どっちも全くだ」と思ったわけですよね。僕と荘子くんの話は、噛み合っていない箇所もかなりあります(悪いことでは無いです)。
ですので「感じ過ぎ」が「考えてない」状態の前置状態にニアイコール原因、だとした場合、ですが、「感じ過ぎない=何も感じない」の状態を目指すと、バランスが取れると思います。
Post