• このエントリーをはてなブックマークに追加

菊地成孔さん のコメント

userPhoto
菊地成孔
>>9

 全てが鋭いですねえ。僕はあんときパーシモンの楽屋にいて、終わってから2人と話したんですが、なんていうかな、やばかったとしか言いようがなかったです。タチアナが「え?あなた音楽家なの?いつライブがあるの?歌いに行くから」と目を輝かせていったときは、それこそ町蔵さんではありませんが、一瞬臆しましたね笑。「歌いにいって良い?」とは聞かなかったんですよタチアナは。あのデュエットは恋の語らいとも全然違う、性的なまぐわいですよね。お互いに、一方的では全くないので。

 プロレスラーもそうですし、前述、音楽とセックスの通路になりうるダンサーも想像してしまいます。ダンスとは全然違うと思うし、プロレスとも演奏とも違いますね。僕も誰かに話したことはないですが。ブエノスアイレスで「こんなに性的なカップルダンスはないな」と思ったタンゴダンサーの多くが姉弟だった事が思い出されます。兄妹は1組もいなかったです
(僕が5日間で見た限り)。


 

 

 
No.13
46ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 ディナー時間の生活支配力はただならぬ物があり、生活時間が一向に夜型に戻らない。「大恐慌のラジオデイズ」の収録だけが0時からでないと気が乗らないので、0時から早朝にかけてやっているが、コレもその内21時ぐらいから始めるような気がする。    ここ最近はメールボックスに届くファンメールが増えている。2000年代のファンメールを数えてみたら、年間3通とかいう年さえあり、それはこのブロマガを始めても変わらなかったのだが、「拾った CD をかけっぱなしにして質問に答える」の影響もあってか、今年に入ってから急増している。    そのほとんどが長文である。人々は長文に飢えているのだろうか。そしてその多くが、ライブの感想とかではなく、人生相談に近い。時代の推移を感じる。「スペインの宇宙食」を出したばかりの頃(もうそろそろ刊行20周年である)は、長文しか来なかった。過日「10年ひと昔」という言葉があったが、やはりコロナ禍の影響か、「ひと昔」は20年になったのだろうか。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。