松本留五郎さん のコメント
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もう解散したので、バックヤードの話を少々しても良いだろうと思う。バックヤードの話のが演奏よりも、時間換算して数千倍あるのは言うまでもない。僕はステージ上でオルガン弾いたり、指揮したり、最近はカウベル叩いたりしているけれども、最も細心の注意を払っているのは実はタイムキープだ(因みにぺぺでも)。
コロナ以前の世界でも「もう、やりたいだけやっちゃいましょうよ」なんて言う粋な計らいをするクラブはなかった。全ての楽団は充てがわれたランニングタイムを遵守しないといけない。
増してやコロナ禍の中では、完全撤収時間が厳格に決められるようになり、「やりたいだけやり切って、尚且つ時間は守る」というライブショー・ビジネスの基本が、さらに厳しいものになった。<会場を借り切って、無観客配信>というのは、僕はやらないが、アレだってさすがに家飲みみたいにはいかないだろう。
さて、解散された今、是非お聞きしたいことを2点質問させてください。
①DC/PRGはフロアを熱狂させる度合いが尋常じゃなかったですが、菊地さんの体感であの日のフロアのアガリ方は凄かった、というライブを教えてください。
僕が実際に体感した中では、代官山UNITだったか恵比寿みるくだったかで、ステージとフロアがかなり近い会場で、興奮した観衆がどんどん前に詰めかけてかなり危険な中、
「Circle/Line〜Hard Core Peace」を信じられない位速いBPMで演奏して、サビではいつ将棋倒しが起きてもおかしくない位ほどのカオス状態が続いたライブが印象的です。
②菊地さんのインタビュー記事で「指揮官が狂っていてエンターテインメントにならない状態に興味がある」といった趣旨の発言があったように思います。
DC/PRGの21年間の歴史の中で、菊地さんが狂ってしまい仕切らない状態でなされた演奏はありましたか?あったとしたら、そのときフロアは踊ってましたでしょうか。
よろしくお願いします!
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