softscreamさん のコメント
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もう解散したので、バックヤードの話を少々しても良いだろうと思う。バックヤードの話のが演奏よりも、時間換算して数千倍あるのは言うまでもない。僕はステージ上でオルガン弾いたり、指揮したり、最近はカウベル叩いたりしているけれども、最も細心の注意を払っているのは実はタイムキープだ(因みにぺぺでも)。
コロナ以前の世界でも「もう、やりたいだけやっちゃいましょうよ」なんて言う粋な計らいをするクラブはなかった。全ての楽団は充てがわれたランニングタイムを遵守しないといけない。
増してやコロナ禍の中では、完全撤収時間が厳格に決められるようになり、「やりたいだけやり切って、尚且つ時間は守る」というライブショー・ビジネスの基本が、さらに厳しいものになった。<会場を借り切って、無観客配信>というのは、僕はやらないが、アレだってさすがに家飲みみたいにはいかないだろう。
僕の思い出話をさせていただくと、DateCoursePentagonRoyalGardenとの出会いはStain'Aliveがリリースされる少し前に、当時交流があった方にDCPRG3/GRPCD2のライブ盤をコピーしたCD-Rをいただいたことがきっかけでした。当時なんかよくわかんないとんでもないものをもらったな…と思ったことを今でもよく覚えています。でも、不思議と惹かれるものがあり、よくわからないと思いながらも10数年の旅路を共にさせていただくことができました。
解散ライブでの前口上を聞きながら、あぁ、そうだった、DCPRGのライブ前に菊地さんがサイトにアップする文章が好きだったんだと思い出しました。特に印象に残っているのが、恵比寿リキッドの時かな?吉本ばななさんが文章中に登場していたと記憶しています。言葉は違えども、結局菊地さんが音楽と共に伝えたいことはきっと変わっていないんだろうなぁと感じ、少し目頭が熱くなるのを感じていました。
このような時代にあって、最近は以前に比べ愛や人間にとって根源的なもの、そして継承、伝えることについて僕個人としても考えるようになりました。
解散ライブからの帰り道、妻と話していたことは、なんでもいいから音楽はしていこう!ということでした。みんなが思ってるよりずーっとカンタンだって誰かが言ってたし。
演奏も今よりできるようになって、菊地さんの学校ができたら合流したいものです。これからの活動も東京から少し離れたところから応援させていただきます。
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