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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>9

 いやいやあれは日記中にある通りコスプレですよ笑。ノイズを出す特殊奏法をベースに、フェララオの口癖みたいなのを器用に真似ただけで、技量と呼べるようなものではないです笑

 直さんは、僕よりも年齢も上で、デビューも早いですが、もう、デビューした頃からコルトレーンスタイルで一貫しています。100回ぐらいライブ見てると思いますが、一回もコルトレーンじゃなかったことないので笑、あの日は何の違和感もなかったし、リーダーこそ珠也で、ブルーノートの告知動画こそ(インパルス!契約者、ということもあって)僕でしたが、ミュージカルディレクターは直さんで、楽譜を書き、リハを仕切りました。だからもう直さんは「全身コルトレーン」なんで、僕みたいな近代人の煩悶はなかったと思うし、隣で聴いてて、「やっぱこの道一筋の人はすげえな」と思いました。
No.11
44ヶ月前
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 サウンドチェックとリハとカメラテストが終わったら、開演まで2時間の暇ができた。今日は(こんなにいっぱい出るのに)喫煙者が僕しかおらず、喫煙ブースでも会話がなく口さみしい。メンバーは世代別に割れてしまって、全員で話が盛り上がったりしない。ジャズはかなり個人主義的なので、出かけてしまう人もいる。馴染みである類家くんも珠也も「お前ら、オシか?」と言うほどの訥弁だ。類家くんなんか「こないだはお疲れ様でした」と、憂いの横顔で一言いって、どこかに消えてしまった。    会場の30分前からホールスタッフの点呼と、今日の営業の注意点の確認が行われる。ブルーノートのホールスタッフは3階層に別れていて、全員で21人だ。    なので、そこにシレッと加わる事にした笑。  
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