菊地成孔さん のコメント
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今、「ナルズキッチン 」の収録を終え、試食シーンでワインとシャンパンを飲んでしまい、明日も早くから仕事があるので、そのまま寝ようと思ったのだが、ある映画を見て、余りにも感動し、興奮の余り全く眠れなくなってしまった。「ビーチバム」も本当に素晴らしい作品だけれども、一時的に、とするが、吹き飛ばしてしまった。今はまだ、その映画の反芻が脳内で止まらなく、要するに作品に魅了されている、というゾーンから出ていない。出ていないまま、これを書いている。
僕は個人的に、アニメ映画の熱心なファンではない。それでも僕にはアニメファンの方々に多くファンを持ち、外国人で僕の名前を知っている人の大半も、同じ理由で僕のファンでいて下さっている。「トライガン」「カウボーイビバップ」に参加し、「峰不二子という女」と「ガンダム」の音楽を担当させて頂いたからである。僕とアニメカルチャーに関する話は、シンプルに言って大変
一つにはやっぱ、コンテンツがアニメの方が、劇場公開した時の平均客数が高いんじゃないですかね?後、今、20年前(10年代)の作品に触れるというのも、思っているより新鮮だったりします。監督が亡くなったとか、そういう話ではないので。僕も、「いやあ、コロナも震災もSNSも(ギリ)ない時代は、想像力が豊かだったなあ」とお、当時を思い出しました。
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