clearartさん のコメント
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浜松でのペペトルメントアスカラール公演も終わりーーそもそも馬体の大きさから動きの悪いオルケスタは、東名阪という業界のプライムサーキット以外では高崎しか公演経験がないので、地方公演には格別の味わいがある。静岡県は蔓延防止法も緊急事態宣言も適応されておらず、国道沿いのファミレスなどが22時を過ぎても普通に客を入れていて、 SF 小説の様だったし、ホールいっぱいの観客が全員マスクをして、叫べずに静かにしている光景にも、雅やかに見える程度には慣れた。お越し頂いた皆様に於かれましては暖かいご声援に感謝しますーー6月になった。高い確率で、「人前に出ない6月」はプロになって初めてだと思う。短いトークイベントすらない。
演奏という天職一筋で暮らしているジャズミュージシャン達がどれほどダメージを受けているか、現在の状況が、鬱的な素質を持つ人々にどれだけ辛いものかは、僕なりにはわかっているつもりだが、何か、夏休みの様な気分しかない。
菊池さんが紹介される音楽は、たいていすぐに買って聞いて、そしてハマってしまいます。最近だとteno afrikaがお気に入りです。そして彼からたどったamapianoの音楽家たちを色々聴いています。また、アンブローズ・アキンムシーレも好きです。
一方で映画はほとんど観てませんでした。私の住んでいる地域に映画館が無く、最寄りの映画館まで車で1時間はかかります。そしてTVも全く観ない(TVをもっていない)。
でも「虎の尾を踏む男達」は、菊池さんの大恐慌へのラジオデイズとこの日記で気になって気になって。youtubeやgoogleで検索し調べて、apple TVでダウンロードできることがわかり。。。。
見る前は、古い映画だから途中で見るのが辛くなるかと思っていました。が、そんなことなかったです。明日また見直そうと思っています。
エノケンのファンになりました。
エノケンも大河内傳次郎も文字で名前は知っていましたが、動いているのは本当に初めてでした。 呆れられるかもしれませんが、勧進帳が初めて面白いと思えました。白紙って、ああこういうことだったんだなという腑に落ちた思いです。 歌舞伎で観たらすごく面白いんだろうなと、今は想像できます。 エノケンの剛力が、山伏達があれと気づくくだりが、特にコミカルで可笑しくて悲しい。 他にも、最初の方で、木の上から山伏一行を見下ろすところと。関所を出ようと右から左へゆっくり動いていき、直前に引き止められて押し返し左から右へダダって動いていくところ。最後のポツンとから手前に降ってくるところも。 この調子だとやっぱり植木等も見てしまうのかもしれません。(笑) (エノケンの孫悟空はyoutubeで見ました。これも良かったです)
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