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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>3

藤井風さん見ていると、私などは非常に劣等感を抱きますが

↑音楽をやってらっしゃるのですか?藤井風は音楽家ですから、大いなる劣等意識を持つなら、音楽家でないと釣り合いが取れないと思いますが。

それと同時に、これだけ色々な才能を完璧に兼ね備えていたらきっと虚無感も凄いに違いない。

↑ 藤井風は音楽の才能しかないと思いますよ笑、「色々」って何でしょうか?楽器が色々弾けるということかな?あと、「虚無感」は、優れた才能の代償ではないと思いますが笑


表情もうつろだ。この凄まじい虚無感は女性や音楽で解消できるレベルを超えている。

↑ 目が虚ろなのは笑、彼がボケっとしたタイプの人だからでしょう笑、「この凄まじい虚無感」って笑、あと、彼は自己実現を音楽で果たしているでしょうから「女や音楽で解消できない虚無感を目に漂わせている」という見立ては、かなりコミカルだと思いますが笑。「女や金」とした方が(それでも安っぽいけど笑)幾らか良かったんじゃないですかね笑


登山家や陶芸家にでもならないと、この虚無感は解消できないに違いない。

↑ 登山家や陶芸家になると虚無感は解消できるんですか?それはなぜでしょうか?笑、彼らの仕事の内容がストイックだから?僕は登山家や陶芸家はキチガイだと思い、藤井風もキチガイだと思いますし、会社員にも主婦にも、塾の先生にも、古事記にも景観にも魚屋さんにも、あらゆる職業にキチガイはいて、キチガイはパワフルなので、パワーを発揮しているときは虚無感ゼロだと思いますけど笑

などと邪推して
最終的に自分の劣等感に感謝するに至るまでがワンセットになります。
その間、音楽が全然頭に入らないので困っています。

↑ 劣等コンプレックスが強すぎ、音楽の快楽が入って来てないですね笑、僕は藤井風を聞くとものすごく元気が出ます。劣等コンプレックスは万能感が抜けないことによる病気です。医者で治癒できますよ!
No.7
34ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 ライブがない時というのはサックスのリペア(調整)に好都合だ。管楽器奏者でない方は「あ、プロというのは自分で調整するのだな、機械マニアのように」と思われるかもしれないが、管楽器奏者でセルフリペアできる人はほぼいないに等しい(ごくごく稀にいるが、現役バリバリのプレーヤーではない事がほとんどである)。石森管楽器に、ソプラノ、テナー、アルトを全部持っていった。管楽器奏者にとってリペア技師は医師に等しい。どこそこの誰々が上手い、素晴らしい、といった評価が決まっているのだが、僕はアマチュア時代から石森管楽器派である。    ここ最近、旧車の話が頻出するので、旧車の例えで言うと、僕はずっと旧車だったが、ここ数年で全て国産の新車に変えた(石森オリジナルモデル→キクチカメラ参照)。理由は、旧車マニアと全く同じで、操作性や性能が高く、リペアがパーフェクトにできるからである。ワインの話はほとんど出ないが、ワインマニア的に言うと、伊仏のグランヴァンを一通り飲んだので、サードワールドとか安ウマ、あるいはもっと端的に国産にする。と言うような話である。ワインにリペアはないが、アペリティフはある  
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