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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>19

 岡家がありがとうございました!アートテイタム忘れてました!笑、彼も、代償や補償で指があれだけ動くんでしょうね。ギャングのパーティーに呼ばれても気が付かなかった、という有名な逸話がありますね笑。

 ベートーヴェンは、ちょっともう話が昔すぎて(梅毒が恐ろしい感染症だった時代ですし、前近代医療の時代ですから、とんでもない目にあってたでしょうし)、実感が神話みたいになっちゃいますが、プリファブのパディの聴覚障害は、ほぼほぼメンタル由来だと僕は思っています。「突発性難聴」も「メニエール病」も、器官的な病気ですが、どちらも実際の原因は不明で、近い例だと、スガシカオさんやエレファントカシマシの宮本さんが、突発性難聴をカムアウトされましたが、結局なんとなく治ってますよね。僕もう、右耳は鼓膜に症状出てるし、耳管開放症(左耳)は実際に内視鏡で見て、びろーんって開いちゃってるんで笑、左耳指で押さえて、難聴の右耳だ毛でモニタリングしてるんで笑、だんだんもうそれに慣れてきました笑。

 上野由岐子さんは不勉強ながら存じ上げませんが、ロレックスは顔限定なんで笑、文体まで始めたらすごいですね笑、文体で自覚的なのは矢作俊彦さんと蓮實先生ですかね。両先生ともに怒られそうな話ですが笑。
No.21
40ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 新倉タケオくんの演奏を初めて見たのは、もう遥か30年前、めぐろパーシモンホールに、ドゥドゥ・ニジャエローズ・パーカッションオーケストラを観に行った時だ。まだデートコースペンタゴンロイヤルガーデンも結成していなかったが、僕は現在のモダンポリリズムに繋がる、あらゆるアフリカの音楽を聴き狂っていて、アフリカ音楽の音構造を研究していた。    当時、ティポグラフィカがザッパ路線からアフリカ路線に大きく舵を切った時期で、今堀(恒雄)は今堀なりに、外山(明)は外山なりに、大儀見(元)は大儀見なりのやり方でアフリカ音楽を追求していた。外山と大儀見は、有名な、ドゥドゥのワークショップ(それはセネガルで、長期間にわたって行われる)に複数回参加していた。    僕と今堀は在宅派で、とにかく手に入るだけのアフリカ音楽を、片っぱしから聴いて分析していた。今では聴き切れないほどの音源が手に入る時代だが、当時は、1枚1枚が大変なお宝だった。  
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