菊地成孔さん のコメント
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今から、前回に引き続き、ジュース類の自動販売機の話をする。この間、「コミケは最高のジャパンクールであり、原義に忠実に、世界で最良のファシズムだと思う。もしヤンキーと手を組んだとしたら、だが、我が国最大のカルチャー与党が形成できる」と書いたばかりで、ついこないだ、ドスモノス の荘子君とマイメン谷王と鼎談をし、その可能性について「アフロディズニー」を叩き台に、語り合ったばかりなのだが、夏は実に危険な季節で、また次の問題提起があった。流石にフジの時のように慣れぬ検索までしなかったが、今は「想像できる発言は、すべて発言されている」世の中なので、議論のクラウドがどうなっているかは想像に難くない。飽和だ。
「 NAMIMONOGATARI 」は、今やきちんと内部でのジャンル分けができている(ほど豊かな) J ーヒップホップ界の中でも、どっちかつうと G ラップ寄りのフェスとして、まず名称が完璧だし(「パチン
追記ですが、DC/PRGは強く闘争的で、かつ自己解放的な音楽でした。ハードコアなレベルで平和の軍。とも言えます。僕がDC/PRGを解散させたのは、そうした闘争形態、解放形態としての仕事は完了したと思ったからで、次にやりたいことは、真の爽快感を生み出すための新しい組織を作ることなんです。もちろん、過去、爽快感を生み出す優れた音楽は幾億もありました。それを言ったら、ダンスミュージックだって幾億もあったわけですが、音楽は不感症や飽きることとの戦いで、新しい構造がフレッシュを与えるのは歴史的な事実ですので、僕がしたいのは、いつでもシンプルな状態へ人々を導引するために、新しく複雑なモデルを作る事なんですね。
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