菊地成孔さん のコメント
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社会では選挙らしく、なんだか今回は激戦だったとかで、誰もが選挙の話をしているのだが、個人的には「岸辺露伴は動かない」のセカンドトリロジーのレコーディングが明日で、今日まで「東京ザヴィヌルバッハリユニオン」(結構な頻度でリユニオンしている笑。 DC/PRG がもしリユニオンするんだったら1万年後が良い)の準備とリハ(3回の予定を、流石に2回でいいだろ。と言って1回カットしてもらった。僕は DC/PRG でもペペでもリハは必ず1回である)、そして五十嵐と坪口の凄絶な笑、イニシアチブの取り合い笑、に付き合いながら、「岸辺」の作曲をし、デモを作り、渡辺監督に送っては打ち返し(デモへの要求のこと)を受けて再デモを作りながら、ペン大と美学校の授業をやって、当サイトの運営をやっていたので、選挙どころではなかった。
と、以上はちょっといつもより忙しいだけの日々のジョブ量を書いて目くらまししてるだけで、そもそも、暇で暇で仕方がなかったとしても(懐かしいなあ、今年の6月。ライブが一本もなく、ラジオデイズ以外、何もすることがなかった。また来ないかしらあんな日々)、選挙には全く一切合切、仁丹一粒を割った破片ほども興味がない。10年前の「世紀の大転換」の時も「なんか言ってるなあ政治家が」「なんかはしゃいでるなあ、国民が、バカっぽ」ぐらいに思っていた、これをクリシェにしてはいけないが、この時期のことは「時事ネタ嫌い」に書いてある。タクシー運転手がハイになっていた。今まで何回タクシーに乗ったかわからないが、あれほど物の哀れを感じさせる運転手はいなかった。
すみません、重要なワードがぬけていました。
<都市音楽におけるダンスミュージックの循環や反復(←これは小節やリズムのことではなく、音構造=ジャンル全体のことを指します)の相は「4つ打ち」を巡る相で、サルサが革命的だったのは、4拍子の音楽の中で、ベースも、打楽器の最低音も拍頭にせず拍裏にした事で、拍頭を出力せず、つまり実態をなくして、ダンサーのリズム感の内部に置いたことです。先ほどの相の話で言えば、<クンビアは>ハウスに接近しています。>
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