• このエントリーをはてなブックマークに追加

菊地成孔さん のコメント

userPhoto
菊地成孔
>>35

 とかなんとかってる間に、少なくとも実質上は戦争「状態」に、かなり近づきましたね。ウクライナ軍が実戦してますし。ただ、まだ「ロシア×ウクライナ戦争」とか単に「ウクライナ戦争」とニュース音声が言ってませんよね。この3日間ぐらいでキエフを陥落出来なかったら、「戦争」と呼んで良い状態になるかも知れません。いずれにせよNATOも合衆国も弱体化しているところに仇を打たれたターンですよ。冷戦終結時に旧ソ連は弱体化し、そこに付け込まれたままだったのだから。

 これは余談ですが、僕が、ウクライナ語から英語訳したものをちらっとヒアリングしただけなんで、全く信憑性ありませんが、ウクライナの「総動員制」を、徴兵制とか、太平洋戦争時の日本の、本土決戦みたいに理解しているメディアもあったりしますが、僕がヒアリング&アナライズした限りにおいて、あれは徴兵ではないですね。国民の国外脱出のリスク(言わずもがな、陸続きの世界なので、多変なリスクになります)を抑えるために、国民を国内に留めるためのものだと思われます。ウクライナには国軍があるので、民兵が重火器を手にする必要性は、ないんじゃないかなあと思います(武器屋=DIY系の店は儲かってるようですが)。

 北京五輪では、CGまで駆使して「2つの世界(これは旧共産圏とそれ以外、だと思いますが)は1つ」というメッセージを押し出しましたが、まあ、僕ずっと言ってるんだけど「今、一番イケテルの、中国だよなあ」と思いました。
No.43
31ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 コロナ禍によるものか、いよいよ本当に平成が終わったからか、ここ数年、指名手配付きのストーカーも現れなくなったとはえ、近隣所轄署からの指導は守らねばならない。なので住所を同定できるような記述は避けるが、ベランダから見える光景が今月から一変した。    向かいのマンションが老朽化で撤去されたからだ。僕が愛してやまないヒッチコックの「裏窓」の主景(あれはセットだが)に一変した。「裏窓」での中庭と、マンションの撤去跡地が同じ役割を担い、つまり、ボックス型に、今まで見えていなかったビル群の壁がむき出しになったのである。その一つは、恐るべきことに、クラシックバレエの教室である。    ベランダでマルボロを消し、キャメラが外景から内景へドリーで移動しながらガラスの円卓に戻る。「先生、わざわざお越しいただきまして」。    1年ぶりで、僕が年間、唯一するエグゼクティブの仕事をした。担当の税理士さんは、70オーヴァーだが、僕よりも身軽で、僕よりもよく喋る。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。