菊地成孔さん のコメント
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驚くべきことに、3月も終わってしまった。「ラディカルな意志のスタイルズ」のリハーサル(準備の方が手間がかかる)、オーニソロジーの新作、 QN / K の新作、割り込みで入ってきた映画音楽、この日記、3つの連載、大恐慌へのラジオデイズ、そのほかのコンテンツ、新音楽制作工房の運営、ペン大、美學校、「 i 」が壊れたまま、これらが並行して走っている。今、文末の「走っている」が、「走ってる」になっていて、ポエムみたいになったので、慌てて「い」を差し込んだところだ。
あからさまに分かる誤変換よりも、こちらの方が厄介だ。「知っている」と書いて「知ってる」と出力する。文字を落としても言葉は通じる。コスパ的にもノリ的にも、1文字でも略したい、例えば Twitter などは、これを意図的に取り入れているはずだ。当然「取り入れているはずだ」は「取入れてる筈」になる。歌の歌詞のように見える。あとひと押しで、「取入れ
まだまだ人類は音楽化されていません。正直。なので、やりがいがあるわけです。僕は、もう済んでいることに興味はないし、手つかずの土地にだけ生きる意味を感じているみたいですね。
リハの進行具合は、インサイダー情報なので書けませんが、一つだけ言えることは、僕の音楽家としての位の高さはさほどではありません。でも、僕はマイダスタッチの力を持っていて、僕が雇用して、売れなかった人はいないので笑、ものすげえみんな忙しく、っつうか、林さんがぺぺに入った頃、ここまで忙しくなるとは思っていませんでした笑、林さんだけじゃないです。
要するに、質の話はともかく、量的な話として、リハはスケジュール調整があまりに困難なので笑、アマチュアの人とだけバンド組みたい、と思う時すらあるんですが、組んだら最後、その人たち売れっ子になるので笑、要するに逃げられない属性ですね笑。
配信に関しましては、僕がコントロールできる範囲のことはしているのですが、その範囲は、エンドユーザーの方々が思うほど広くはないんです。「こういう声がありました」とうことはスタッフに必ず伝えますが、僕は最高権力者ではないのでその点はご理解ください。
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