菊地成孔さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
特にお若い方、またはお若くなくてもファン歴の浅い方だと思うんですが、浜の真砂は尽きるとも世に不安症の数は尽きまじと申しまして、< NHK の臨時ニュースで菊地さんの訃報が流れる夢を見た>とか、<このまま声も出なくなってしまって引退されてしまうのかと思うと>とか、<60歳は男の厄年です。厄払いはなさっていますか?厄払いで有名な神社として、以下略>(*菊地より、なさっておりません。僕は皆さんが想像しているより遥かに勤勉な生活神道の信者で、365日、毎日神棚の水を取り替え、柏手を打って二礼二拍手一礼、毎年詣でる初詣での願懸けでは常に「身体安全」を願っており、つまり「厄年」というのは、不信心な者への柔らかい脅しと考えておりますので、厄年に厄払いは今までしたことがありません)といったお声が寄せられておりますが、どうかご安心ください笑。
オールドリアルタイムファンの皆様であれば(今後、80年代後半
いつもながら、ですが、おっしゃる通りですね。そもそも志村けんから明らかに初速が出たんだけれども、コロナ禍という騒ぎがそろそろ世界的に収まるか、というタイミングでゴダールが亡くなり、その直前、直後、その後を貫通して、「えー」「えー」「えー」「えー」と言って暮らしています。クリスマスにTFMのあの特番やってた時に、「なーんか、こんな言い方陳腐すぎるけど、ゴダールが死んだタイミングで<一つの時代、終わった感あるよな>という実感に包まれていました。あらゆる<時代>は、終われるものなら、終わった方が清々しくて良いです。YMOの1枚目からゴダールの死までを貫通する<時代>が終わるなら、終わった方が良いですよね。その先が楽しみです。
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