菊地成孔さん のコメント
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なんだかんだで丸々10日間仕事をサボってしまった。体が緩み切って、声帯周辺の筋肉、咳をするために使う肋膜だけがカッチカッチである。もっともっと中枢まで緩めないと。
声帯の周りには実は筋肉は30ぐらいあって、そのほとんどが不随意筋なので、中世の(「ベルカント唱法=オペラの一般的な唱法」が生まれるまでは)ヨーロッパでは、この、おびただしくも細かい、不随意筋を、随意筋のコントロール(例えば、唾を飲むための筋肉群)を元手に、何年もかけて不随意筋を随意筋に飼育的に変えてゆくという、気の遠くなるような方法をとっていた。
しかしこれを身につければ、とてつもない音域(文献だと8オクターブと書いてあったりする)が平然と出るようになるし、音量が出せる。
誰も一度ぐらい考えてことはないだろうか?オペラ歌手とか、お相撲さんの声は綺麗で豊かだ。そして彼らは一様に、平均よりも肥満している。「大きい
まあ、先ずは女性のパフュームが弱くなりましたからね。連動的にもおっさんの香水がイソップ化するのは致し方ないでしょうなあ。先進国水回りが強引に良くなっちゃったんで、「そもそも香水は体臭を隠し、美化するもの」という前提に立たなくなっちゃってもう30年ぐらいたつんじゃないでしょうか。僕は変わらずミュグレーですが、あれは主張が弱いようで強いので、さすがの間ん制度だと思っています。
今、マッチングアプリとかでデートしてセックスしようとしている人は多いと思うんですが、香りに関してはすごく慎重で、「味」に関してはずるけているように勝手に思ってます(「味」は料理ではなく、「自分の」です)
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