菊地成孔さん のコメント
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今日、新宿の映画館でウォン·カーウァイの「恋する惑星」の上映後トークショーをするので、直前に石森管楽器に行った。テナーサックスのチューンナップが終わったので取りに行ったのである。
すると、1階の、雑誌が読める小テーブル、小椅子 1 つ、というスペースに(使われているのを過去、1度も見たことがないのだが)、坂田明さんがいて、無心に管楽器雑誌を読み耽っていた。
僕が坂田さんを一時期、殺害しようとしていたことは「コロナ日記」にも収録されているのだが(ゲラチェックをちゃんとやっていなかったので笑、出版されてから気がついた)、「村八分」という言葉が含意するように、村社会では、噂話が SNS よりも早く、そして忠実に、一瞬で広がる。ジャズ村で、僕が坂田さんを狙っている(今はどうでも良くなった。スガダイローさんのお陰なのだが)という話は、今、ジャズ村で知らぬ者はいない上に、村の外にまで漏洩してしまっている。
ご来場ありがとうございます!!「拷問の意味が理解できて」というフレーズはすごいですね笑、無駄に歳をとると涙もろくなりまして、自分でもびっくりしました笑。それでは苗場で!!
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