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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>6

 中宮は、陰陽師である安倍晴明(ユースケサンタマリア)の神託によって、発狂するほど嫌がる黒木華を尻目に、タスクくん(左大臣)が命懸けで内裏に入れるんですけど、もう数ヶ月は、今でいう適応障害で、全然喋れないんですよ。でも僕、このかた(初めて本名を知りました笑)はいつか、貯めて貯めて大爆発するんだとワクワクしていたら、案の定、すげえことになりましたよね笑。

 もう左大臣(タスクくん)と式部(吉高)の道ならぬ恋のアゲ感はとっくになくなっていて、まあ朕(一条天皇。この人も狂ったように美しい方ですが、どこのどいつか全く知りません笑)と中宮がどこまで行くかなんですけど、短い気もするなあ、そしたら、見上さん?のご普段のお強い仕事ぶりもチェックするのかなオレ。。。。とか思っています笑。

 NHKは「鎌倉殿」と「どうする家康」で、2年連続クッソクッソにコケ、大河ももう終了かと思わせたわけですが、「光君へ」で完全復活しましたよね。大石静自体は、昭和の、汎用の少女漫画だと思えばまあ、対応できますが、とにかく男たちの、完全な美しさで圧倒する力に、全国民が寄り切られた気もします。「知的な女性の意味」といううフェミニズムもう全然ないですもんね笑。

 副読本的に「紫式部のスマホ」が始まり、もう半分終わってますが、これも面白いです!笑
No.10
1ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 <極端なコスパの悪さ=敷居ばかり高くて、対して美味くもねえ名店が笑うぐらいクッソ高い>は、昭和から令和にかけて、この東京にさえ絶えたことがないので、立派な伝統だと言える。    こうした店は「有名店になりたい」「美味しいものを提供して、すべての人々、特に有名人に喜ばれたい」という欲望を持つ店主の、ある意味むちゃくちゃ健康的で、ある意味むちゃくちゃ倒錯的な欲望をセントラルドグマにして回転してきた。    ミシュランが日本に来てからは、下手に目的が明確になった上に国難が続き、景気も悪くなったんで、むしろ全方位的に趣味の良かった90年代(特に前半)ステイリッシュを、ゲスく切り崩したとも言えるが、まあたとえば寿司でいえば「あら輝」だし、和食で言えば「龍吟」である。両店とも値付けは半額が適価だ(それでも高い)。    昭和の銀座だったらトゥールダルジャンとか、洋食の煉瓦亭とか、どちらも外食文化的にはとっくに切り崩されている。<コスパ>なんて言葉がない頃から、こうした<アンチコスパの悪しき老舗>の切り崩しは、 SNS なき時代の、正義の人々によって、(今では驚くべきことにだ)本名も顔も出したままの、かなりストレートな悪罵が浴びせられたもの。  
ビュロ菊だより
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