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ゲストさん のコメント

筒井康隆作品に触れたのは、中学に入った頃にドラマ「木曜の怪談」枠で『七瀬ふたたび』(七瀬役が水野真紀さん/筒井先生もエロ親父の悪役で出演)を観て面白いなと思ったのが最初ですが、
直後に『家族八景』を読んで軽く人間不信(男性不信)になりました。
義務感からシリーズ三部作は読み通しましたが、失礼ながら苦手意識が拭えず、他は短編を何作か摘み食いした程度で長編には手を出せないでいます。

筒井先生ご自身はおもろいおじいちゃんで好きです。
菊地さんのことが出てくる部分目当てで読み始めた「偽文士日碌」も全編楽しんで読みましたが、今年いっぱいでサイトが公開終了だそうで残念。webはこれが怖い。
未刊の後半部分も書籍化されるといいのですが…日記文学は残してほしいものです。

邪道なのでしょうが、小説に関しては作品そのものより書評を読む方が好きかもしれません。
うちはテレビがありませんが、ご出演された『100分de名著』はとても気になるので
配信で視聴できる方法を調べたいと思います。
No.12
5日前
このコメントは以下の記事についています
  夢グループが、前番組、前々番組も含めると、気がつけばもう10年以上になるテレビ番組( BS 朝日)があって、毎回見ている テレビ番組( BS 朝日)があって、毎回見ている。「人生、歌がある」というタイトルで、まあ、改めていうまでもないが、ベタなタイトルである。この4月からは、司会が吉育三と岡田美里(ファンファンの娘で、元・マチャアキの嫁)になり、完全に安定した。    夢グループのことも、ましてや、この番組のことを、「正しく」説明するのは、僕には無理だ。いま、説明が一番難しいものになってしまった。これを20世紀的なキャンプの果てとするか21世紀的なニューシングとするか、もう既に、前者はマツコ・有吉でも取り上げられまくっているし、なんと我が故郷の銚子電鉄(廃線になるなる詐欺と言われて30年ぐらい経つ。僕も、デビューしてからほぼ毎年、イベントの依頼が来るが=全てが「セーヴ・ザ・銚電」なのだけれども)とさえ夢グループはコラボしている。    20世紀サブカルの知性の最高値を持ってしても、夢グループの説明は難しい。不確定性原理の説明が難しいような難易度ではない。そこに映るものは、50代以上の日本人なら誰でも知っているような有名物の残骸ばかりで、僕も、初見の時は残骸の集積にしか見えなかった。    なのだけれども、それがそうでないことはすぐにわかった。その時の、途方に暮れ方はハンパなかった。自分の説明能力を過信していたのだ。何だって的確に説明できる。オレが説明して意味不明というやつは救いようがないバカだ。ということで、60年近く生きてきてしまったし、未だに、夢グループと、「人生、歌がある」に関して以外ならば、そのことに揺るぎはない。  
ビュロ菊だより
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