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<ビュロ菊だより>No.87「今年ももう、、、といいながら、結構まだある2+」
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<ビュロ菊だより>No.87「今年ももう、、、といいながら、結構まだある2+」

2015-11-13 08:30

     あと一ヶ月半ぐらいありますからねえ、一ヶ月半って相当長いですよ。息止められないでしょう。無休でランニング出来ないでしょう。ってか、「一ヶ月半なんかあっという間」という感覚を得るのは、毎日同じ様な事やってて、その4~6割りがインターネット。という暮らし以外無いですよね。ネットもスマホもない知らない人の家に一ヶ月半泊まってたら長いんじゃないですかね?(しかも、かなり浄化されて調子良く成って出て来ると思いますが)。

     

     まあ、しつこいようですが、SNSは環境汚染を促進する装置なんで、上海の工業地帯よりもずっと酷い。なんとか法整備しないといけないと思いますが、数年後に法整備される頃には、ワタシまた炭坑カナリアになっているだけだと思います。と。はははははははははは。

     

     勿論、<いろんな事して、二ヶ月を長く感じれば偉い>なんて言ってる訳じゃありません。ワタシだってちょっとした庭でも見ながら落ち着いた毎日を一ヶ月半続けてみたいですよ。連続殺人鬼になると思いますが(笑)。

     

     現在ワタシは中長期スパンとしては「国民的コンテンツのアニメ作品スピンオフ劇伴」のレコーディング総て終わりまして、そのまま一休みもせず大西順子さんの復帰第一弾アルバムの制作に入りました。

     

     まあ、どうせ今月末には総てが明らかに成りますんで、結構思いっきりフライングしますが、この作品は、まあなんかその、、、、ロボット、、、、じゃないんだけど、、、まあその、、、戦闘シーンがいっぱいあって、、、、そんで、えーっと、ストーリー上の要請で、JAZZとポップスが流れるのね。これが物語のシンメトリーを形成しているんだけど、それをワタシが全部作ってるんですが、、、、まあ、、、、、「JAZZの部」のピアニストは大西順子さんです。もう無理。フライングとしても。うっひー。

     

     と、第一話のラフを見ましたけど、ゾクゾクしますよね。アニメの中に大西さんのピアノがガンガンと流れると。

     

     とまあ、イベントやプロダクツの宣伝的には前回とほぼ同じなのですが、トピックとしての刺激ものをプッシュしておきますです。


     

    (1)ピットイン3デイズは、初日(菊地成孔スペシャルクインテット。菊地Ts、大西p、類家tp、鈴木b、天倉d)だけが、ほぼ開門と同時にソールドアウトしました。

     

     そら聴きたいわなあ。オレも聴きたいもんコレ(笑)。「大西順子にはロイクのリズム宛てがってピアノトリオでガンガンやれば一丁上がりだ」という、ブルーノート系列の、余りのシンプルヘッド&マーケを舐めた感覚&店に舐められる様なコンサバなマーケで、金や文化をグルングルン回せる時代じゃないですよもう。何せジャズはニューチャプター(笑)なんだから。大西さん本人に「菊地さんの画策(この、ピットインのライブの事)に客持ってかれた(笑)」と、冗談で笑われましたが、冗談だとしても全然そういう事じゃねえんだよ(笑)。

     

     

     と、次に売れているのが「山下×菊地デュオ・デディケイテッド2相倉久人」で、「菊地×大友デュオ」は、もう、ワタシと大友っちのマーケットが1ミリも重ならなく成ってしまったのかもしれない(笑)、、、、ぜんぜん売れてません(笑)、、、、2人で「あまちゃん」やるんで(笑・ウソですよ)、、、、善良な大衆の皆様、、、、是非来て下さい(しつこいようですが、さっきのはウソです。信じ込む人がいるんだね。現代って言うのは。ネットってもう怖いよ。人々が考えている怖さと全く別の意味で)。

     

     だって、毎年お越し頂いている皆さんにはご存じの通り、今時、あんなに音楽的に本当に素晴らしく、かつ癒しもある名人2人会ないですよ。え?クリスマス?関係ないじゃん?問題はイヴでしょ、あれ確か。イヴにクリスマスディナー喰って、プレゼント交換して、したかったら、ですけど、セックスもして、そいで翌日にピットインに来れば良いんじゃないですか?今年は2人でサンタクロースのコスプレで出て来る事で、ハロウィンとクリスマスを見事に融(ウソですからね)。

     

     

    (2)dCprG11/18今年最後は、前日のリハーサルからドワンゴで2日連続のストリーミング。

     

     ま、もう、ご贔屓筋(すんませんアレだは買っておいて下さい。「フランツカフカの南アメリカ」。半分はあれからやるんで。「ご贔屓筋」たって、ミラーボールズだけしか聴きたくない人も山ほどいるんで・笑・あそうだ!!そういう方には、ワタシが<ソウルインストの名曲50曲>ぐらい選んでアップしますよ。そしたら解らなくてイライラするポリリズムやアトーナルなんて聴かなくて良く成る!!)には説明不要だと思うんですが、恐らく一生いなく成らない「最近、菊地成孔という人を知ったんだけど、どのライブに行って良いか解らない」派の一見さんは、先ずはこれを見て下さい。入り込んだらあとはもう死ぬまでですんで、次から会場にお越し下さい。「何やってるか解らない」「エレクトリックマイルスの劣化コピー」と思った方は、まあ、そこでロンググッドバイですよね(笑)。マーティーの「ヘイジョー」ハンパねえよ。だけど、最後の方だから、会員にならないと聴けないのー御免なさーい(笑)。


     

    (3) んで、(2)がダメだった人は

     

     DVD歴史は夜作られる」を買ってください。年内にはこれのためのトレーラー作りますが、とにかく買っちゃって大丈夫です。これ見てもまだ「難しい」「ピアソラの劣化コピー」とか思った方は、ブックファーストさんに売り払って後、え、まあ、そうですな、総て忘れて頂いて(笑)、ラジオのリスナーさんに戻って下さい(笑)。それがお互いの為だと思います。 

     

    (4)映画「キューバップ」の上映&トークイベント11/23

     

     「キューバップ」「ザ・コックピット」がきちんと成績を出してくれた事で、我が国の混血文化革命が止まっていない事が証明され、本当に嬉しいですね(先兵であるべきキラースメルズが活動止まっちゃっててスンマセン・笑・理由はごくごくシンプルで、菱田さんの曲が、どんどん自己リサイクリング始めちゃったんで、作曲が溜まるのを待ってる状態です)。トークイベントでは中南米文化についてかなりドープな話しをするつもりなんで、単なるファン。の方は、おうちで我慢してて下さいスンマセン(笑)。


     

    (5)ただ、↑この件、一個だけ困った副産物があって(笑)。

     

     両作(の、他にも「はじまりのうた」等々)へのリコメンドや、映画音楽に関する目利きとしての信頼を得たお陰で「菊地は音楽映画を見る目はある。だから<セッション!>を貶したんだ。でも<セッション!>は音楽映画としてみなければ面白いんだが、それは菊地評とは関係ない」という、シンプル過ぎるんだか屈折しすぎてるんだか解らない(笑)、まちゃ洗脳(怖!アメリカからの遠隔洗脳!!笑)のヘッドギアがついた「<映画秘宝>という発明によって生きている人々」が後を絶たないみたいなんですが(絶たなくたっていいけどさ。どうせ全員転向するんで)、

     

    しつこいようだけど、つうか一番最初からオレは言ってるんだけど、音楽のクソさを全切除しても「セッション!」は安っぽい強烈さだけが売りの粗悪ドラッグで、映画としてぜんぜんダメなのよ。本にも書いたけど、ジャズ考証がダメだっていう一点だけで、映画作品を全否定なんかしないですよ。そんなもん、クリントイーストウッドの「バード」ですら、ジャズ考証ダメダメなんだから。

     

     つうかマーチャマ保安官、最初に颯爽と出て来た時は「菊地成孔という人が、ある映画を潰そうとしています」とか言ってたけど(はっはっはっはー)、結果、オレがどんだけあの映画のプロモに役立ったと思うよ?(笑)人の事今頃<スノッブ>とかいっちゃって、救い難い古さ(笑)。保安官。もうそのピストルから玉出ねえぞ(笑)。

     

     これに関する、10倍手酷いのは、有料世界(スンマセン・笑・「ビュロー菊地チャンネル」のブログに乗せます)。


     

    (6)12/13 今年最後のペペトルメントアスカラール

     

     そろそろソールドアウトします。今回から、(まだ未決ですが)ストリングセクションを再びメンバーとして楽団に組み込むかもしれません。&来年からは総てのバンドが地方公演を出来る様、組織自体を抜本的に改革します。

      

     

    (7)「レクイエムの名手」を

      

     「自分で名手とかいっちゃうんですね(怨)」とかいって厭味言うの止めろよ(笑)、間違えた。それは一生言ってれば良いけど(読んでないのがバレーなんで)、最後までお読み頂けた方には、「ピットイン50周年コンサート」の初日司会を、相倉久人先生に代わりまして、務めさせて頂きますので(因にその日はひっさびさのダブセプテットも出ます)、よろしくお願い致します。


     

    (8) ダン(DyyPRIDE)が帰国して、対談してます

     

    DyyPRIDEとの対談(ちゅうほど長くないですけど)

       

    (9)「リアルサウンド」というカルチャーウエブで、映画評を始めています。最近話題の「ビートルズ1」の有識者コメントに「小学生の頃、テレビのCMで知った「シー・ラヴズ・ユー」。いきなりのドラム、三声ハーモニー、ブルージーなギター・リフ、何もかもカッコいい!これ一発で一生もってかれた!」という、もしバイトの大学生が書いたらギャラ50円ぐらいの見事なコメントを寄せられた町山智広大先生に、「映画批評界の仁義に反している」というコーションを喰らったので、二度と映画批評なんて出来ないんだな。怖いな。。。。アメリカって。。。。と思っていたのですが、助けて頂いたリアルサウンドさんに感謝しております(笑)。

     

    ホウ・シャオシェン監督「黒衣の刺客」
     

     

    大島優子さんが主演した「ロマンス」
     

     

    日本の「特殊任侠映画」だがジャパンクール「木屋町DARUMA


     

    韓国のヤクザ映画だが、カンヌに出品された「無頼漢」

       

     全部長いです(笑)。長いのがイライラするナチャボンネチズンちゃんはクリックしないのが得策だねっっっっっ!!!

     

     それでは!!戦争法案よりもマイナンバーのが1000倍怖いぞ!(詐欺があるから。ではなくて)よく考えろ学生!!!

     

     という訳で、ここから有料タイムが始まりましたが、最近の無料部分をお読み頂ければ、ワタシがSNSを粗悪ドラッグ視しているだけではなく、最早、環境汚染物であると断言している事にお気づきだと思います。ワタシの予想では、ワタシと全く関係なく、まったく同じことを言う人が(学者とかで)10年以内に出て来ます。

     

     
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