野生動物を含む環境保護活動を行う国際的NGO・グリーンピースは、さまざまな海の生き物たちの悲痛な叫びが、文字通り水泡に帰す様子を描いたプリント広告をオーストリアで公開。プラスチックの残留物や産業廃棄物の流し込みに加えて、食料や毛皮を目当てとした乱獲により種としての存続が危ぶまれている実情を力強く表現しています。

ドイツ語で「助けを求める声が聞こえますか?」と書かれたビジュアルは、いずれも海のなかで声にならない叫び声を上げる生き物たちの様子が描かれています。

廃棄されたペットボトルや、回収されずに放置された網を喉に詰まらせたり、全身にまとってしまうウミガメ、人間の所業によって年々その数を減らしていることが報告されているイルカ、ゴミによる被害だけではなく狩猟対象にもなっているアザラシ――。

水中では音がかき消されてしまうことに着目することでメッセージ性を高めたビジュアルは、日々多くの危険に晒されている海洋生物たちの叫びを印象深く描くことに成功しました。

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