韓国ソウルに本社を置く世界的な家電メーカーLGエレクトロニクスは、投影先からわずか十数センチの距離だったとしても迫力満点の映像が大画面で楽しめる超短焦点タイプのプロジェクターをアピールするため、実写とCGを組み合わせたドラマチックなCMを公開しました。

 

まるでバレリーナなような柔軟性を持ち合わせた女性が目を覚ますと、そこは延々と続く壁に囲まれた謎の空間が。緊迫感を表現したダンスで脱出方法を探す女性ですが、糸口を見つけられずにいると徐々に壁が迫ってきていることに気が付きます。

このまま出られないと潰れてしまうかもしれない――命の危機を覚えながら、壁を登り、上へと進んでいく女性ですが、いよいよ壁が目の前まで迫ってきて絶体絶命の危機。しかし、その瞬間、突如横から眩しい光が射し込みます。

そこにあったのは、LGの超焦点プロジェクターCineBeam。女性の眼前までにじり寄る壁までわずか十数センチのところから鮮やかな色合いの映像を映し「あなた専用の映画館を、目の前で」というキャッチコピーとともに動画は幕を下ろします。

一貫してドラマチックな演出を施すことで、CMではないかのような印象を視聴者に与えつつ、最終的には商品特長を全面に出し、アピールポイントをより鮮烈に描くことに成功したようです。

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