近年SDGsを中心とした社会的なムーブメントが一般社会にも浸透するにあたり、フードロスや粗大ゴミをはじめとしたさまざまな家庭ゴミが、環境も行政も圧迫している事実が注目されています。リサイクルが可能であるにもかかわらず、単純に“古いから”という理由で捨てられてしまう家電製品ももちろん例外ではありません。

そのような状況を少しでも変えるべく、イギリスの大手家電量販店Currysはどんなに古い製品であってもリサイクル品として引き取るサービスをアピールしたCMを公開しました。

映像は“On My Way to Currys(今Currysに向かってるところ)”というタイトルで、リサイクルされずに廃棄されようとしていた家電が自らCurrysの店舗に向かう様子を描きます。ラジコン操作で動く旧型のテレビや掃除機に驚く通行人は、演者ではなくリアルな一般人を起用することで映像としての没入感を強めることに成功しています。

Currysでは2022年に約130万個の家電製品をリサイクル品として引き取っており、国民1人当たりの年間家電廃棄量が23.9kgにも及ぶ世界有数の廃棄大国において、環境保全の観点で大きな貢献をしているブランドです。そんな同社が積極的にリサイクル品の回収を呼びかけることで、同業他社も追従しリサイクル業に力を入れることが期待されています。

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