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周囲を海に囲まれ恵まれた海洋環境を有するにも関わらず、日本では2001年をピークに魚介類の消費が減少し続けています(※1)。その一方で、日本人が好きな食べ物の1位は20年間、「寿司」が不動の地位を守っています(※1)。
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魚は好きだけれど捌き方がよく分からない、自分で調理するのは難しいと感じている方が多いのではないか。そんな思いから、飲食事業と水産事業の両軸経営を展開する株式会社SANKO MARKETING FOODSが、新業態の鮮魚店「サカナタベタイ」として MEGA ドン・キホーテ本八幡店内にオープンしました。
同店舗では、魚のおいしさ、楽しさ、良さを伝えるために『積極魚食』で飲食店の料理人が監修するサカナ惣菜と希少部位などを活用し、老若男女に広く支持される形を提案。下田港を拠点とする自社の漁船「辨天丸(べんてんまる)」で獲った魚が不定期ではありながら「サカナタベタイ」に並ぶほか、沼津港・下田港やその他の産地で仕入れる魚が自社便や提携便によって「サカナタベタイ」に配送されます。
また、豊洲と浜松の社内の目利きが選んで加工したおいしいまぐろ、豊洲大卸の綜合食品に集まる日本各地のうまい魚、加工品が「サカナタベタイ」を盛り上げるほか、自社の料理人が監修するサカナ惣菜と希少部位を活用した商品で魚食の楽しさを発信していきます。
魚離れが言われるようになって久しいですが、出店場所や業態を変えることで改善できないかという試みは目新しさを感じます。そして、雑然と陳列されたドン・キホーテの店内に鮮魚店という異色の取り合わせ、意外にも相性の良い組み合わせとなるかもしれません。
※1:令和3年度 水産の動向 第1章 我が国の水産物の需給・消費をめぐる動き 水産物消費の状況(水産庁)
※2:好きな食べ物ランキング!最も人気がある料理・食材は?(みんなのランキング)
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