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“女性だけで家を建てる”ありそうでなかった職人世界のジェンダーレス施策
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“女性だけで家を建てる”ありそうでなかった職人世界のジェンダーレス施策

2023-06-14 16:30
    2024年4月から建設業では、労働基準法の改正による時間外労働の罰則付き上限規制が適用されます。これまで職人の高齢化や人手不足がさらに深刻化するとして、「建設業の2024年問題」とも呼ばれています(※1)。

    そこで、ケイアイクラフトでは、建設業において誰もが活躍できる職場の実現を目指し、女性のクラフトマンだけで新築住宅を1棟建てるプロジェクトを発足、「女性1棟プロジェクト」として推し進めています。

    また、職人を社員として採用する「クラフトマン」制度を設置、その早期育成に注力しています。女性のクラフトマンについても、2022年度は大工職12棟、内装工150棟の施工を担当し、2021年度に比べ200%越えの施工実績となりました。こうした職人の早期育成を促す施策として、独自の「メンター制度」も用意、新卒入社から最長1年間マンツーマンで先輩社員が指導にあたり、業務上の仕事内容だけでなく働く上での心のケアなども行っています。

    さらに、クラフトマンが自らの技能レベルの向上、昇格及び昇給を目的に試験を受ける評価制度「マイスター制度」を実施。これは、職人歴もさることながら全作業工程を習得し現場を受け持つことができるレベルの「技術主任」や、主任級以上で現場を任せ、管理もでき、自分のチームで生産力に大きく貢献している「マイスター」など、そのレベルに達したと自負するクラフトマンが自らの申告で試験を受け、合格することで昇格・昇給を目指せる制度です。

    こうした施策を実施し、働く環境を整えることで、今後もさらに女性が働きやすく活躍できる環境を目指し、建設業界全体の女性活躍の促進につながるよう施策を続けていきます。

    ・ケイアイクラフト女子プロジェクト動画:プロジェクト発足に先立ち、建設現場の作業の様子や日々の業務についてインタビューなどをまとめた動画を公開しています。

    建設業界における女性雇用は、約半数の企業が「10%以上30%未満」と圧倒的に男性比率の高い業界だからこそ、女性の働きやすい環境をつくることが必要であり、ひいては男性も働きやすくなるという施策の数々。そして、女性チームを組んで売り出すことが自社ブランディングにどのように寄与するのか期待されます。

    ・関連リリース:~建設業における2024年問題と働き方の意識調査~ 建設現場の9割が「人手不足」「高齢化」を実感 課題は「給与体系の見直し」「労働環境の改善」 実施している取組みの最多は「デジタル化(DX)」

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