“Our sincerest apologies to utensils everywhere(カトラリーの皆さま、大変申し訳ございません)”というタイトルが付けられたCMは、台所の引き出しや食卓の上に並ぶフォークの目線で撮影されており、手を伸ばしかけた人々が「やっぱりいらない」という表情とともに立ち去ってしまう様子を映しています。
フライドチキンはカトラリー(※ナイフ、フォーク、スプーンなどの総称)を上手に使いお上品に食べるものではなく、素手で持ち本能的に食べるものであるというKFCならではのメッセージを、取り残されてしまったカトラリーの目線で描くことで“It’s Finger Lickin’ Good”が意味する独自性を力強くアピールした事例でした。
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