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2020年初頭から世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、日本国内では2023年5月をもってして季節性インフルエンザなどと同等の5類感染症に認定されました。国外でも同等の動きが見られており、それに伴い観光業や飲食業などCOVID-19が原因で下火となっていた産業が一気に活性化しはじめています。香港を代表する航空会社のキャセイ・パシフィックもこの流れに乗り、自由に旅することを我慢してきたすべての人に捧げたブランディング動画を公開しました。
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“Feels Good to Move(動くって最高だ)”というタイトルの動画では、動作の大小問わず身体を動かすことに夢中になった人々の様子がフィーチャーされています。思わず行ってしまう小さなくせからヨガやストレッチといったダイナミックな動きまで、さまざまな動作を通じて人類の抑えきれない欲求にスポットライトを当てています。
競合他社がこぞってコミュニケーションを活性化させるタイミングに合わせて“人は皆冒険者であり、旅行はその欲求に応える最適の手段である”というどこよりも直感的なメッセージを打ち出すことでアピールした事例でした。
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