この施設は、ビルボードライブや阪神甲子園球場でのイベント運営などを行う株式会社阪神コンテンツリンクが運営。これまでに培ってきたエンタテインメントショービジネスのノウハウを相撲エンタテインメントへ活用するといいます。
ショーホールにはエンタテイメントレストランが常設され、元力士による迫力たっぷりの相撲ショーと、日本文化の一つであるお弁当がともに楽しめるとのこと。全編英語で毎日ショーを上演することで、訪日外国人観光客へ相撲文化を余すことなく伝えます。
相撲ショーでは、MCによる英語での相撲の文化・歴史やルール解説が行われた後、力士が取組やぶつかり稽古などを披露。観客も土俵に上がって四股・股割りの稽古ができるほか、力士さながらの体格になれる「相撲スーツ」を着用しての力士への挑戦、力士との記念撮影も可能。見るだけでなく、体験も楽しめる施設となっています。
1500年以上の歴史を誇る相撲。この施設では英語での解説や相撲スーツを着ての真剣勝負も楽しめるため、訪日外国人観光客にとっては大相撲の観戦に足を運ぶよりもさらに文化への理解を深められそうです。今月から旅行会社向けの予約受付が開始されたそうですが、新たな大阪の観光スポットとして定着するのでしょうか。今後の動向にも注目していきたい事例です。