STREAM HOTELは、地域とつながる体験や新しい魅力を発見するきっかけを創出し、「ひと」と「街」を感性でつなぎあうライフスタイルホテルブランドです。「SAPPORO STREAM HOTEL」は、その第一号店として2024年1月にグランドオープンしました。
今回の企画は、当ホテルのコンセプトを体現すべく、「ただ宿泊するだけでなくお客さまに特別な体験を提供したい」という思いから発案。その思いに賛同した、札幌中心部にある都市型水族館「AOAO SAPPORO」とコラボレーションが実現しました。客室に入ると実際の水槽を撮影した映像が投影されており、まるで水族館にいる気分を味わえます。また、クラゲをイメージしたオリジナルパフェや、実際に楽しめるAOAO SAPPOROの入館チケットが付いてきます。客室にはAOAO SAPPOROの書籍ディレクター厳選の書籍も用意され、泊まって、食べて、見て、学んでクラゲの魅力を発掘できるプランとなっています。
客室では、壁から窓に至るまでベッドから浮かび上がるようにクラゲが広がっており、窓から差し込む光のきらめきとふわふわと浮かぶクラゲが癒しへと導いてくれます。実際の水槽を撮影した映像と合わせると、より一層クラゲと一緒に海の中を漂っているような気分を味わえるうえに、朝、昼、夜と時間の経過とともに移り変わる空間を堪能できるようになっています。
7階にあるBAR & GRILL Splishではオリジナルパフェ「ふわふわ漂う海月パフェ」を提供。夜の海をイメージしたゼリーと、長い触手をたなびかせたクラゲのアイスがキュートな、AOAO SAPPORO監修のオリジナルパフェとなっています。
また、このプランには「AOAO SAPPORO」の入館チケットが付いています。施設内では「生命のワンダー~みえないものがみえてくる~」をテーマに、海や水の生き物や植物など250種4000点もの生物が展示され、海や水の生き物たちの豊かな生態を間近で観察することができます。今回の宿泊プランのテーマであるクラゲは館内の「プランクトンルーム」に展示されており、16本の水槽の中ではさまざまな種類のクラゲが漂っているため、ついつい夢中で観察してしまいそうです。
癒しの生物として人気の高いクラゲですが、その漂う姿を楽しむだけでなく、宿泊ルーム自体をクラゲの漂う水槽のような空間にすることで自分自身がクラゲになったよう浮遊感を味わえるという今回の宿泊プラン。水族館で実際にクラゲを鑑賞できることやクラゲの魅力を深掘りする書籍の用意、クラゲをイメージしたオリジナルパフェなど部屋以外にも楽しめるメニューの豊富さも魅力的です。
没入感=イマーシブがトレンドキーワードになっている中、新たな体験価値を付加する宿泊プランの確立はブランディングとして効果的な施策といえそうです。