ナブテスコはデジタルサイネージ一体型自動ドアを広告メディアとして運用するサービスを2024年4月より開始します。当面のターゲットとしては大学向けの展開を想定しており、大学構内にある売店などの入り口にデジタルサイネージ一体型自動ドア設置することで、大学生向けの商品の宣伝広告やリクルートを目的とした企業広告など、大学生向けの商品や企業認知を獲得したい広告主のニーズに応えるサービスとして開始する予定です。

自動ドアと自動ドア周辺の人流データをネットワークで収集するプラットフォーム「AD-LINK」と組み合わせることにより、デジタルサイネージ広告の効果測定も併せて提供することが可能なほか、この新しいメディアを設置することで大学の情報を配信することも可能となります。イベント案内などの学生に向けてのコミュニケーションツールとしても活用できるサービスとしてさまざまに活用されることを目指しています。

また、今後は大学のみならず、商業施設や公共交通機関などのさまざまな施設において、自動ドアを活用した広告配信サービスを順次展開する予定としています。

広告配信事業の開始に先立ち、ナブテスコでは自動ドアと一体型のデジタルサイネージディスプレイの販売を2024年3月1日より開始しました。一体化によって通行者の動線上にある自動ドアが新たな情報発信メディアとなり、等身大のインパクトある訴求が可能です。店舗や施設の入り口に設置することで、広告掲示や情報配信による購買促進や顧客満足度向上が期待できます。

また、床置き型のサイネージとは異なり自動ドアの固定部に設置するため移動も不要で、施設利用者の動線を妨げることもなく安全に利用できるという特徴があります。

ナブテスコは、建物用自動ドアについて国内市場シェア約55%を有した企業です。そこへ情報発信という新たな機能を自動ドアに付加することで、建物施設の付加価値や広告掲載企業の認知向上、施設利用者の購買促進などの課題解決に貢献することを目指して活動しています。

あらゆるシーンに普及拡大しているデジタルサイネージメディアに今後は自動ドアと一体化という選択肢が登場しました。通行する際に必ず視線の先となる自動ドアに表示される情報は、その場所を日常的に利用する人々にとっては何度も目にする情報へとなることが考えられます。

まずは大学構内に設置し、大学生にとって有意義な情報、また大学生に目にしてほしい情報発信を希望する企業との活用が実現。効果測定や利便性の向上などさらなるアップデートを経て、さまざまに活用される未来が感じられる新広告メニューの事例がありました。

・※関連記事:デジタルサイネージ一体型自動ドアの実証実験開始 はたして大学生の反響は?(PR EDGE)

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