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明るい雰囲気の中で爽やかな風が吹き、清涼感あふれる演出とともにタレントが笑顔を見せる……このようなクリエイティブを通じて親しみやすさを描きがちな洗剤業界。多くのブランドは一貫したイメージを表現することで競合他社との差別化を図っているものの、近しい訴求内容によってメッセージも似通ったものになる課題を抱えています。そんな中、手洗い用洗剤を販売するDeth Labzは、全く異なる方向性のブランディング施策を打ち出すことで独特の地位を築くことに成功しています。
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ぬめり汚れを意味する“Grime”と死神を意味する“Grim Reaper”を組み合わせた“Grime Reaper”という名称の手洗い用洗剤は、日用品業界にしては極めてめずらしいホラー表現たっぷりのCMとともに発売されました。
深夜の暗いキッチンで血と思わしき液体を洗い流す女性が登場するCMでは、およそ手洗い用洗剤のために作られた動画とは思えないほどに不穏な空気が流れています。背後に現れた死神がGrime Reaperをシンクの横に置いてもなおその雰囲気は変わることなく、まるでホラー映画のトレーラーのような演出が施されています。
業界のスタンダードとは全く違う景色を描くことで、ブランディングを試みた後発ならではの意欲的なプロモーション事例でした。
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