今回オープンしたのは、「ニチレイ COLD ワールド」と「ニチレイ COLD サーキット」。ニチレイの事業や歴史、技術について、仮想空間で気軽に・楽しく学ぶことができます。
「ニチレイ COLD ワールド」のエントランスでは、輝く氷の上を歩いたり、映える写真を撮影したりすることができます。ロボットたちが氷を採掘、ベルトコンベアに乗せていく可愛らしいアニメーションはとくに注目ポイントです。また、氷の工場や「冷蔵・冷凍EVトラック」などニチレイグループの取り組みも紹介しています。
フォトスポットも用意され、フレンドと訪れた際は記念撮影をすることができます。エントランスの先にあるのは、「ニチレイ COLD サーキット」。氷や中華鍋、段ボールなどニチレイの事業に関連のあるアイテムに乗って氷上のコースを進み、冷凍食品の新旧商品パッケージや冷凍食品の歴史をご紹介するパネルなどを見ながらゴールを目指します。
進めたレベルによって称号を獲得できるほか、コースの最後にあるクイズに正解すると、アバターに装着できるアクセサリーがプレゼントされます。
食品の「長期保存」「品質保持」「食材の再現性」といった冷やす技術“冷力”を生かした事業を展開しているニチレイグループならではとなる、氷の世界がメタバースに出現。レースゲームを楽しみながら、ニチレイについての知識も学べるほか、複数人でも利用可能なフォトスポットやアバターのプレゼントなどメタバースだからこその企画が詰まっています。
何より実際にアバターでワールドを訪れた人たちが画像をSNSで投稿してくれることで、バラエティに富んだアバターたちが思い思いにワールドを楽しむ様子が垣間見えます。今後VR人口がますます増加するにつれ、企業ワールドというPR施策をどう活かすかが重要度を増す未来を思わせる事例がありました。