「New Jewelry」は「見て・作って・買って・体験する」をテーマに2010年から始まったイベントで、目黒クラスカを皮切りに伊勢丹新宿本館、阪急うめだ本店などで行われ注目を集めてきました。
特色の1つとして、来場者とジュエリー作家が交流できる"出会いの場"づくりが大切にされていることがあります。今回も原石をその場で研磨してもらうワークショップやオートクチュール刺繍家による実演など、作家やアーティストによるイベントが予定されています。
下記に出展ブランドの一部をご紹介します。
tmh.
1つ1つ表情の異なるバロックパールや珊瑚など、クラシカルな素材を用いて、現代的なピンバッジというアイテムを贅沢に仕立てたピンシリーズを中心に、繊細さと硬質さ、インテリジェンスのあるジュエリーを展開。
[tmh.]
SIRI SIRI
SIRI SIRIとは「鎖」を意味するスワヒリ語に由来する造語。日本の工芸技術や伝統的な美意識をベースに、さり気ないモード感を加えた作品が特徴です。
tortue
女性2人によるジュエリーブランド。つややかなパールやダイヤモンドと、マットな質感の金属とを組み合わせ、肌の上でやさしくなじむジュエリーです。
[tortue]
naho kamada
銀や真鍮などを使った「鍛金」による器・カトラリーなどを制作している作家によるジュエリー。暖かくなる季節に向けて、シルバーや貝を使った少しボリュームのあるジュエリーを提案。
ito atsuko
表面を削ることで生まれる独特の質感のシルバーやゴールドなど、儚げなジュエリーが特徴的。日常の中でふと感じたこと、生命や自然、意識の断片を表現しているのだそう。
各作家の個性あふれるマテリアル選びとデザインにアート心をくすぐられるジュエリーたち。こうした"作家もの"といえるジュエリーとの付き合いは、オトナの女性だからこそ楽しめる贅沢かもしれませんね。この機会に、遊び心のあるジュエリーを探しに出掛けてみませんか?
Sense of Wonderworks -New Jewelry Exhibition-
2013年3月29日(金)~3月31日(日)
10:30~19:00
銀座・和光本館 6階 和光ホール
(文/田邉愛理)