■ビーチコマー・ディナロビン・ホテル・ゴルフ&スパ(モーリシャス/ル・モーン)
インド洋に浮かぶ小さな南国の島、モーリシャスにあるホテル「ビーチコマー・ディナロビン・ホテル・ゴルフ&スパ」。ここはなんと、通りの名も番地も郵便番号さえない"住所のないホテル"なのです! 「ビーチコーマー・ディナロビン」の18ホール・コースは「パラディ(Paradis)」と名付けられ、楽園を意味しています。その名はオール・スイートルームの、このコロニアル風リゾート自体を表現するのにもぴったり。こんな白砂ならバンカーだって気持ちいいはず!?
■アイル・オブ・エリスカ(スコットランド/アーガイル)
ゴルフという遊びの発祥の地を入れずしてこのリストは成り立ちません。「アイル・オブ・エリスカ」のわずか9ホール・コースは、景色とゲームを一緒に楽しむのにお勧め。少ないコースを早々と終えてしまっても、がっかりすることはありません。客室は16部屋のみというお城のようなこのホテルには、スコットランド自慢のシングルモルトを堪能しながらくつろげる居心地抜群のスペースがたくさんあるのです。
■ジ・アドレス・モンゴメリー・ドバイ(アラブ首長国連邦/ドバイ)
ゲストルーム全21室という、ドバイにしては控えめなサイズなホテルですが、敷地内施設はさすがラグジュアリーを極めています。ホテル名の由縁となっているコリン・モンゴメリー・チャンピオンコースのほか、ホテルを囲むのは湖やガーデン、日が落ちてからも練習できるスタジアム照明付きのショートコース、さらにトレーニングやコーチング施設......と至れり尽くせり。帰る頃にはあなたの腕も更に上がっているはずです。
■カウリ・クリフス(ニュージーランド/北島)
ニュージーランド北島の北端にあるホテル「カウリ・クリフス」があるのは太平洋の上空にそびえる崖の上。4,000エーカー(=約16平方キロメートル)にも及ぶ牧草地に囲まれ、一流ゴルフコース設計家、故デイブ・ハーマン氏が手がけたコースがあります。客室コテージはすべてコース沿いに点在するように造られていることが特徴。ワールドクラスのゴルフコースとして有名なこの地で、いつだってゲームを開始できます。
■バンヤンツリー・ランコー(ベトナム/フエ)
ベトナムの「バンヤンツリー・ランコー」にあるニック・ファルド監修の18ホール・コースからは、危うくゲームへの集中力が乱されそうなほど美しい海の景色を眺めることができます。49戸あるヴィラはそれぞれプライベートプール付き。フエとホイアンの中間点で、ほんの最近まで静かな漁村だったこの土地ですが、同ホテルグループの繊細な開発アプローチのおかげで、海岸線も自然な印象のまま残っています。
こんなゴルフリゾートなら、より開放的な気持ちでプレーに臨めそうです。我こそはゴルフ好きを自負するあなたは、「Tablet Magazine」でその他のゴルフリゾートもチェックしてみてください。