• このエントリーをはてなブックマークに追加
自意識のわな。すべての小説新人賞に存在する「第0次審査落ち」とは何か。(960文字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

自意識のわな。すべての小説新人賞に存在する「第0次審査落ち」とは何か。(960文字)

2012-11-29 08:02
    人気作家10人が教える新人賞の極意

     「すべての新人賞には第0次審査落ちがある」。釣りタイトルのように見えて、その実、ほんとの話。多くの小説、漫画などの新人賞では第1次審査、第2次審査、第3次審査、などと関門があるわけですが、その前に「第0次審査」があるということです。

     つまり原稿を出すまでが「第0次」。この「第0次」で落ちているひとは少なくないはずです。ようするに、原稿を出すこともできずに終わっているということですね。その理由はもちろん、色々と考えられます。

     単純に書くのが遅くて間に合わなかったとか、規定枚数をオーバーしてしまって出せなかったとかね。ただ、それ以上に多いのは自意識の問題で出せなかったひとではないでしょうか。つまりまあ、どんな作品も出しさえしなければ落選しないわけです。

     だから、必要以上にプライドが高いひとは作品を出すことすらできない。出して落ちたらショックですからね。しかし、当然、出さない原稿が受賞することはありえません。だから、出したいのに出さずに終わっているひとは第1次で落ちているひとよりもっと前の段階で落ちているに等しいことになります。

     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。