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【ある弱者男性の告白】
トイアンナさんの著書『弱者男性1500万人』から、一部が公開されている。
以前にも書いた通り、この本、基本的にはいままでフォーカスされなかったところに光をあてたなかなかの良書だと思うのだが、一方でひとりの弱者男性であるぼくとしては、いっそ面白いくらい共感がない内容でもある。
この本に登場する弱者男性たちひとりひとりはたしかにつらい境遇にあるとは思うのだが、ぼく自身は同じような状況にあってもとくにつらくないので、エンパシー(他人と自分を同一視することなくその人の気持ちを汲むこと)はともかく、シンパシー(他人と感情を共有すること)が湧かないのだ。
もちろん、ぼくが共感できないからといって、即座にかれらの不幸がニセモノだということにはならない。じっさい、本人は大変なのだろうとは思う。
また、男性であっても社会的弱者の立場に置かれているひとであれば何らかのサポート
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