memetaa2さん のコメント
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いよいよアルヴヘイムの中枢へと入り込んだキリト。アスナを救出するため、さらに世界樹を登って行きます。そして見えてくる「鳥かご」。長い冒険はようやく終わりを迎えようとしているかに思えました。
キリトたちはついにアスナのもとへとたどり着きます。抱きしめあうユイとアスナ。そしてキリトはついにアスナのもとへとたどり着きます。「ごめん、遅くなった」「ううん、信じていた。きっと、助けに来てくれるって」。
しかし、ユイですらもアスナをログアウトさせることはできません。と、そのとき! 床に大きな「穴」が空き、キリトはそこへ吸い込まれてゆき、そしてユイは消滅してしまいます。アスナとふたり、何が起こったのかわからず苦しむキリトのまえに、須郷(妖精王オベイロン)が表れます。
たがいに罵りあい、口先でやりあうキリトと須郷。須郷は「ソードアート・オンライン」の三百人のプレイヤーの意識を代償にして「かつてだれもなしえなかったひとの魂の制御」を成し遂げることに成功したのだと語ります。
狂笑する菅生。「さて、楽しいパーティと行こうか!」。そしてアスナを鎖で縛り付けます。いやー、エロアニメ、エロアニメ。完全鬼畜ゲームの展開です。そこに「やめろ」といいながら立ち上がるキリトですが、システムを操る圧倒的な力を持つ菅生の前にはまったく無力。
そんなかれに向かってアスナは気丈にいいます。「大丈夫だよ、キリトくん。わたしはこんなことで傷つけられたりしない」。その気高い態度をあざ笑うかのようにアスナの服を切り裂く菅生。それを見つめながらもどうすることもできないキリト。
「貴様、殺す! 絶対に殺す!」。キリトはかつてない怒りに駆られますが、ほんとうにどうすることもできません。ただ思うばかりです。「これは報いなのか?」「おれには何の力もない」。
そこへ、どこからか謎の声が届きます。「逃げ出すのか?」「屈服するのか? かつて否定したシステムの力に」。「立ちたまえ、キリトくん」。そしてその声に応えようと、キリトは痛みをこらえつつ立ち上がります。
かれは須郷に向かいいいます。「システムログイン、IDヒースクリフ」。すると須郷の力はすべてかき消されてしまうのです! 「ぼくより高位のIDだと?」。驚き慌てる須郷に向かい、キリトは「お前は泥棒の王だ」と吐き捨てます。
菅生に剣を渡すキリト。「決着をつけるときだ。鍍金の勇者と泥棒の王の!」。ふたりは互角の状況で斬り合います。泣き叫ぶ菅生を斬り裂き、刺し殺すキリト。そしてついにかれはアスナを抱きしめます。
「信じてた。ううん、信じてる。これまでもこれからも、きみはわたしのヒーロー」。感極まってそういうアスナにキリトは応じます。「違うんだ。おれは、おれには何の力もないんだ。でも、そうあれるように頑張るよ」「さあ、帰ろう」。
そしてログアウトし、消えていくアスナ。残されたキリトは「そこにいるんだろ、ヒースクリフ」と語りかけます。表れる茅場。生きていたのかと問うと、かれは「わたしは茅場明彦という意識のエコー、残像だ」と答えます。そしてキリトは茅場から「世界の種子〈ザ・シード〉」を手渡されるのでした。
続いて現実世界。キリトは妹の直葉と再会します。抱きあうふたり(しかしよく女の子と抱きあう奴だな!)。「行ってあげて。きっとお兄ちゃんを待っているよ」。雪の降るなか、現実世界のアスナのもとを目ざすキリト! 以下次回。
海燕さんの記事にケチをつけるわけではないのですが、私はどうもこの作品を素直に楽しめません(全く面白くないとも思いませんが)。でも、私もこの作品がどんな理由で人気があるのかについては興味があるので、海燕さんの今後の解析に期待しています。
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