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旅行かばんの中に広島市の小6女児(12)を押し込み連れ去ったとして、監禁の疑いで、広島県警は東京都世田谷区の成城大2年、小玉智裕容疑者(20)を逮捕していたことが5日までに分かった。逮捕容疑は4日午後9時ごろ、広島市中区の路上で、旅行かばんに押し込んだ女児をタクシーのトランクに閉じ込めた疑い。女児は身長150センチ、体重30キロ。かばん(縦、奥行き30センチ、横1メートル)の中には、体を折り曲げて入っていた。けがはなかった。(中略)同容疑者は10年4月に成城大社会イノベーション学部に入学。現在は留年し、2年生として在籍していた。同学部2年の男子学生は、同容疑者について「居合同好会の幹事を務めていて、学校にはほとんど来ていなかった。(アニメ)プリキュアが大好きで、趣味は、秋葉原のメイド喫茶通いと聞いた」と話した。「小6女児監禁男はプリキュア好き」(http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20120906-1012383.html)
おそらく既に耳にされていることと思うが、先日、小学校六年生の女児をカバンにいれて連れ去るという異様な事件を起こした大学生の男が逮捕された。上記の記事は、その男の趣味の側面を強調するかたちでタイトルが付けられている。男は人気のキッズアニメ『プリキュア』シリーズが好きだったというのだ。
いうまでもないことだが、プリキュア好きであろうがあるまいが、犯罪は犯罪であり、決して許されない。この容疑者を擁護すべき理由は何もない。そのことを踏まえた上でいうなら、「プリキュア好き」などというどう考えても犯行内容と直接関係ないことをタイトルに持ってきて書きたてる姿勢には、やはり一種の悪意を感じざるをえない。
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