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広告代理店の電通に勤めていた当時24歳の女性が昨年2015年に自殺、今年9月末に過労による労災が認められたという事件。遺族が10月7日に記者会見をしたことで大きく報じられ、ネット上では現在も議論がなされている。
そんな中、武蔵野大学の長谷川秀夫教授がネット上で

月当たり残業時間が100時間を越えたくらいで過労死するのは情けない。会社の業務をこなすというより、自分が請け負った仕事をプロとして完遂するという強い意識があれば、残業時間など関係ない。自分で起業した人は、それこそ寝袋を会社に持ち込んで、仕事に打ち込んだ時期があるはず。更にプロ意識があれば、上司を説得してでも良い成果を出せるように人的資源を獲得すべく最大の努力をすべき。それでも駄目なら、その会社が組織として機能していないので、転職を考えるべき。また、転職できるプロであるべき長期的に自分への投資を続けるべき。

と発言。批判が殺到し削除・謝罪するも収まらずに炎上状態となっていた。
奇しくも、同じ姓の長谷川豊アナウンサーが「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ」というブログのエントリーがきかっけで大炎上し、テレビのレギュラー番組を全て降板になるという騒動があったばかりだったので「また長谷川か!」という声もあったりした模様である。

その武蔵野大学は、サイトに (http://www.musashino-u.ac.jp/)に10月10日付で

本学教員のインターネット上における発言について
このたび、本学教員のインターネット上での発言が、関係者をはじめ多くの皆様にご不快な思いをさせ、ご心配をお掛けし、世間をお騒がせいたしましたことにつきまして、謹んでお詫び申し上げます。
このたびの発言は、当該教員の個人的な見解であり、本学の教育方針とは相いれず、また、人権・倫理の尊重を旨とした本学の「ソーシャルメディア利用ガイドライン」からも逸脱した見解と判断いたします。このような発言が本学の教員によってなされたことは誠に遺憾であり、残念でなりません。
本学と致しましては、事実関係を調査の上で然るべき対応をとりますとともに、規律遵守を徹底し、再発防止に全力を尽くす所存であります。

という謝罪文を掲載するに至った。長谷川教授が起こした今回の炎上事件、長谷川アナの事件とともに今後の動向が注目される。

※画像は武蔵野大学のサイトより引用

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