閉じる
閉じる
×
映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を批判する新たな人物がいる。メル・ギブソンだ。
60歳で監督もこなすギブソンは、ヴェネチア国際映画祭でデッドラインに対し、同作について「クソみたいなもの」と、語った。また、「この手の作品には興味がない。本物のスーパーヒーローとコミック版のスーパーヒーローの違いが分かるかい?本物のスーパーヒーローは、スパンデックス製のスーツなど着ない。良く知らないけど、スパンデックス製のスーツはお金がかかるに違いない」と、続けた。
DCコミックスによる超大作映画である同作は、批評家たちに酷評されており、ギブソンが、自身の最新作映画『Hacksaw Ridge(原題)』が控えめな製作予算であったこと明らかにした際に話題としてあがった。
ギブソンは、「当時、米ドルの為替レートは良く、1豪ドルが72セントの時だった。2700万ドルの予算が、最終的に4000万ドルの製作費になった」と、語った。
また、以前に監督を務めた映画『アポカリプト』の製作費は3000万ドルほどだったことを認め、製作費が2億ドル以上もかかる映画作品はプロデュースする価値がないと思う、と語った。
ギブソンは、「私は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を見て頭をかいた。本当に困惑している。たくさんの無駄があると思うが、もし私がグリーンスクリーンを使ってこの手の映画を監督したら違いを見つけられるかもしれない」と、語った。また、「私には、もっと製作費を抑えられたように思える。1億8000万ドルやそれ以上のとんでもない金額を費やしたら、税金を払って出資者に半分支払った後、どうやって回収するのか私にはわからない」と、続けた。
関連記事
RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/1518612