精力的においしいお鍋を推し進めていく『ガジェット通信 鍋ウィーク2016』。今回ご紹介する鍋は、この『鍋ウィーク』でご紹介する鍋の中で最もリーズナブルなメニューかもしれません。
そう! なんせ今年は野菜が高い。毎年この季節は「安くて野菜もたくさん食べれて準備も後片付けも楽な鍋って神! 白菜サンキュー」って思っていたわけですが、
今年は白菜が高い! 1/4カットで198円。 全国の鍋好きの皆さんはさぞかしお嘆きの事でしょう。
一方もやしは一袋35円! 10袋買っても350円! いつだって庶民の味方的すぎますね、もやし。
そんな、もやしを使った鍋の作り方は、これまた簡単。ひげおやじさんに教えていただきました。
「もやし鍋」
・山盛りのもやしを鍋に入れる(詰め込む)
・その山盛りのもやしの上に豚バラ肉を敷く
・無理やり鍋に蓋をする
・中火程度で煮るもやしからの水分がスープになり一切、水は不要ですが
沢山スープが欲しいのであれば、
お酒と水を1:1で割ったものを入れても良いです。柚子胡椒でどうぞ。
山盛りのもやしを鍋にいれます。ギッシリ。
もやしの上に豚バラ肉をのせます。今回、水は足していませんが、豚バラの上に料理酒だけふりかけました。
肉に火が通るとこんな感じ。豚肉がツヤツヤだ。
もやしから結構の量の水分が出てますね。これで完了。豚肉がコマ切れになったものを買えば、包丁を一切使わないという超簡単レシピです。
さあ、これを好きな味付け・薬味でいただきましょう! ひげおやじさんは柚子胡椒がオススメとの事でしたが、今宵はポン酢、白だし、七味唐辛子、ショウガ、ニンニクで。
シンプルな鍋だからこそ、薬味の美味しさが引き立ちます。地元長野県の「八幡屋礒五郎」と、ガジェット通信宮原編集長が住む、東京・浅草の「やげんぼり」の七味を贅沢にたっぷり。日本三大七味のうち2つが揃う我が家。京都「原了郭」の黒七味は残念ながらきらしていたのですが、絶対合いますね、コレ。
シャキシャキのもやしと程よい脂感がたまらない豚バラのハーモニー。シンプルなのにいくらでも食べれそうなほどの美味しさ! 今回は2人分作ったのですが、もやし2袋(70円)+豚バラ肉(約500円)=570円、つまり一人285円! 300円以下で手に入る幸せです。
ちなみに、ホコホコ温まってきて湯気が出て来ると、我が家の猫も鍋に釘付け。猫も気になる絶品鍋なのでした(猫にはあげられませんけどね)。
野菜が高い今にピッタリの「もやし鍋」、皆さんもぜひ試してみてはいかがでしょうか。
鍋ウィーク2016 | ガジェット通信
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