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11月23日(現地時間)、シャーリーズ・セロンとハビエル・バルデムが、西アフリカの地で真実の愛を見つける映画『The Last Face(原題)』のファーストトレーラーが公開された。
映像は、セロンによるナレーションから始まる。セロンは、「彼について考えた時、私はある意味では、彼の事を思っていなかった時には居なかったような所にいた」、「彼を思い出すと、私は自分が誰なのかを思い出すことができた」と、ささやくように語る。
他のシーンでは、銃弾を避けながら人命救助を行う2人や、撮影が行われたケープタウンの町を背景に、互いの目を愛し気に見つめ合う2人の姿が収められている。
ショーン・ペン監督による『The Last Face(原題)』は、戦争によって荒廃した国の人々を助けることに命を捧げた2人の医師の姿を描く。
同作は、5月にカンヌ国際映画祭で上映された際、痛烈な批判を受けた。同作について、映画祭の中で最悪の作品だと呼ぶ人もいれば、ペン監督とセロンの現実での恋愛関係が終わりを迎えるかもしれない、と冗談を言う人もいた。
本紙ヴァラエティで映画評論を務めるオーウェン・グレイバーマンは、同作のレビューで、一致した見解に自身の意見を加え、「監督がどれだけ善意を持っていたとしても、恋に傷ついた2人の魅力的な子猫ちゃんたちの1人称視点を通して、アフリカの子供たちの悲劇を気にするよう求められることは、本質的に軽蔑するものがある」と、批評した。
ペン監督は、この散々な酷評に、「私は今でもこの作品の味方だ。そして、全ての人がそれぞれの反応を言う権利がある」と、返答した。
(11月26日(現地時間)時点で、本ページ掲載の動画は、スタジオにより公開された動画ではなく、米国外での使用向けである。米国向けの動画はまだ公開されていない。)
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