先日、ガジェット通信では
千葉麗子さんの著書『くたばれパヨク』サイン会が脅迫で中止に 有田芳生議員「常識的な判断が行われた」
http://getnews.jp/archives/1587346[リンク]
という記事をお伝えした。
1月5日、出版社の青林堂(@seirindo_book)が『Twitter』にて
千葉麗子さんの『くたばれパヨク』サイン会ですが東京堂書店さんに「わかってやっているのか?」と店員さんに恐怖心を与えるような電話が相次いでかかってきたため、書店側が万が一を考慮して中止となりました。楽しみにされていた皆様にお詫び申し上げると共に、このような言論弾圧には憤りを感じます
とツイートし、大きな反響を呼ぶ。
一方で、民進党の有田芳生参議院議員(@aritayoshifu)はその2時間半後に
東京堂書店は店長だった佐野衛さんをはじめ、良識ある店員が多く、品揃えもユニークだ。辺見庸さんのサイン本を販売し、トークショーではむのたけじさんなどもお呼びした。近くは共謀罪に反対の立場での催しもある。その東京堂書店がといぶかしんだけれど、賢明というより、常識的な判断が行われた。
とツイート。また、1月11日には
神保町の東京堂書店で河合靖店長と話をしてきた。この書店は佐野衛店長時代から哲学的な棚揃えで知られる全国でもユニークな空間だ。そこで怪しいサイン会が行われる予定だったが抗議があり中止になったと報じられた。じつはそれも何だよそれはという「誤報」といえる水準の事実だった。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2017年1月11日
神保町の東京堂書店で河合靖店長と話をしてきた。この書店は佐野衛店長時代から哲学的な棚揃えで知られる全国でもユニークな空間だ。そこで怪しいサイン会が行われる予定だったが抗議があり中止になったと報じられた。じつはそれも何だよそれはという「誤報」といえる水準の事実だった。
とツイートした。「怪しいサイン会」という言葉を使い、名指しはしていなかったが、翌12日には
千葉麗子サイン会問題。(1)東京堂書店でサイン会をしたいと出版社が申し込む。書籍を見て東京堂書店が断る。(2)6階ホールはイベントがないとき会議室として貸しだしている。出版社は会場を借りたあとサイン会を行うと告知。(3)東京堂書店は利用規則に抵触するので会場使用許可を取り消し。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2017年1月12日
千葉麗子サイン会問題。(1)東京堂書店でサイン会をしたいと出版社が申し込む。書籍を見て東京堂書店が断る。(2)6階ホールはイベントがないとき会議室として貸しだしている。出版社は会場を借りたあとサイン会を行うと告知。(3)東京堂書店は利用規則に抵触するので会場使用許可を取り消し。
千葉麗子サイン会問題補遺。東京堂書店には「どうしてこんなサイン会をするのですか」というメールでの問い合わせはあったけれど、脅迫のようなものはいっさいなかったと店長から聞きました。むしろ「言論弾圧に屈したのか」というまったく事情がわかっていない抗議があるといいます。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2017年1月12日
千葉麗子サイン会問題補遺。東京堂書店には「どうしてこんなサイン会をするのですか」というメールでの問い合わせはあったけれど、脅迫のようなものはいっさいなかったと店長から聞きました。むしろ「言論弾圧に屈したのか」というまったく事情がわかっていない抗議があるといいます。
と「千葉麗子サイン会」と示し説明のツイートを続けて行った。
一方で青林堂は12日、有田芳生議員のツイートの数分後に
『くたばれパヨク』千葉麗子 https://t.co/LdpqfpCg9M 「クレームが相次ぎ万が一を考えて“書店側”の判断で中止」これが当社と書店の見解です。担当者は事前に内容をご存知で当社まで謝罪に訪れました。下記真相は嘘です。https://t.co/MDiSDb391H
— 青林堂 (@seirindo_book) 2017年1月12日
『くたばれパヨク』千葉麗子 http://amzn.to/2hxkOfm 「クレームが相次ぎ万が一を考えて“書店側”の判断で中止」これが当社と書店の見解です。担当者は事前に内容をご存知で当社まで謝罪に訪れました。下記真相は嘘です。
とツイート。「下記真相」というのは、他のユーザーがアップした
千葉麗子サイン会中止の真相
東京堂書店の話
・一度企画が持ち込まれたが内容を見て断った
・すると東京堂ホールに予約が入っていた。
・東京堂ホールは貸会議室。
・問い合わせ電話によってそのことに気づいた。
・利用規約にそぐわないので使用をお断りした。
という、「のりこえねっと」による「NO HATE TV」の内容のキャプチャ画像と思われる。
青林堂と有田議員が異なる見解を示していることで、現在ネット上では議論が紛糾している模様である。
※画像は『Twitter』より引用