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「旅のしおり」のつくりかた
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「旅のしおり」のつくりかた

2013-09-19 16:30

    今回はまみぺこさんのブログ『はぁはぁブログ』からご寄稿いただきました。

    ※すべての画像が表示されない場合は、http://gdgdtrip.jp/?p=1010をごらんください。

    ■「旅のしおり」のつくりかた
    「ぼくの生まれた北海道へつれて行きたい」
    「北海道のことを好きになってほしい」

    恋人にそういわれたときから、とにかく旅行が楽しみでしかたなくて「旅のしおり」をつくってみました。

    「旅のしおりのつくりかた」なんてタイトルにしましたがデザインのハウツーではなく、きもちの話をしますね。

    (画像が見られない方は下記URLからご覧ください)

    http://gdgdtrip.jp/files/2013/09/2.jpg

    ●大人になるとだれもつくってくれない
    大人になると「さぁ旅行へ行こう」となっても「旅のしおり」なんてだれもつくってくれませんよね。

    学校の旅行には「修学旅行のしおり」が必ずあったけれどいじめられっ子だった私は、修学旅行なんてぜんぜん楽しみじゃなかったから、ぎっしりつまったスケジュールをみて「うっ」となっていた記憶があります。

    でも、それでも「旅行」と「旅のしおり」というセットは私のなかに、趣のあるものとしてしっかり心に刻まれていて、当時はぜんぜんときめかなかった「旅のしおり」だけれど、大人になった今こそ、恋人とのはじめての北海道旅行にむけて

    めいいっぱいときめく予定をつめこんでつくってみたいな、と思ったのでした。

    「旅のしおり」のつくりかた

    「みんなでお寿司を食べに行こうよ」

    「おともだちと海鮮どんぶりを食べたい」

    「ノルベサの観覧車にものりたいな」

    「ぼくの母校の北海道大学をお散歩したい」

    まずはふたりで「旅行でしたいこと」をゆっくりおはなしする夜があって、そのあとふたりで共有しているDropboxの『北海道旅行』のフォルダにmemo.txtをつくってどんどんテキストにおこしていきました。

    それをもとに私がIllustratorでデザインをつくってsample.jpgをいれて。

    「しおりのサイズは?」

    「A5!」

    「いいねいいね」

    「もちものリストでしょ、それからスケジュール」

    「おみやげリストもね」

    「そうだ、ふたりの手書きの字のメッセージものせようよ」

    うんうん、こういうのがもう楽しい。

    (画像が見られない方は下記URLからご覧ください)

    http://gdgdtrip.jp/files/2013/09/3.jpg

    (画像が見られない方は下記URLからご覧ください)

    http://gdgdtrip.jp/files/2013/09/4.jpg

    本文のフォントは、恋人の名前が「純」なのでモリサワフォントの「じゅん」にしてみました。

    ●「しおりかわいい」の声

    できあがった「旅のしおり」の写真をInstagramにアップしたら

    「旅のしおりかわいい?」

    「ふたりのはじめてかわいい」

    「ふたりだけの旅のしおり!いい!」

    というコメントとLikeの嵐。

    旅行はまだはじまってもいないのに、このときもうすでにはー楽しかった、という達成感がありました。

    やっぱり、核にあるものは「しおり」そのものではない。

    これはメンタルなものなのだ、と思いました。

    (画像が見られない方は下記URLからご覧ください)

    http://gdgdtrip.jp/files/2013/09/51.jpg

    ●きもちをつくること

    つくってみてわかったこと。

    それは「旅のしおりをつくること」は、ただ「しおりをつくること」そのものだけではなく、旅行にむけての「きもちをいっしょにつくる経験」だったよね、ということでした。

    デザインをして組んでいたら、できあがるころにはすっかりスケジュールがあたまに入っていて、私の旅行体験はもうすでにはじまっていました。

    旅行から帰ってきてからもまた「旅のしおり」をひらいてみたら、思い出のながれの追体験ができて、好きな漫画をくりかえし読むタイプの私にとって、この「なんどもなんども、ふりかえることができる」という点がとても魅力的だと思う。

    「しおり」をつくることは、きもちをつくること。

    たのしみなきもちを、かたちに。

    思い出のあしあとを、かたちに。

    執筆: この記事はまみぺこさんのブログ『はぁはぁブログ』からご寄稿いただきました。

    寄稿いただいた記事は2013年09月14日時点のものです。

    [元記事]

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