L→R 龍矢 / 命 / 影丸
独特の世界観と高い音楽性を兼ね備え音楽性の振り幅にハマる人続出中!
彼らの新譜と初のMV集が11月25日にリリース!
■コロナ禍でジグザグの活動はいかがでしたか?
命:禊(LIVE)は全然出来ませんでしたが、その分クリエイティブな作業には時間を割けたので一長一短かなと。禊(LIVE)が出来ないことはジグザグとしてはマイナスだったのですが、その分プラスになることもありました。
■そんな中9月には赤羽ReNY alphaで配信禊(LIVE)を様々な要素を取り入れて開催されましたが、やってみてどうでしたか?
命:この状況になっていろんなバンドが配信LIVEやっているのはもちろん見ていましたけど、ジグザグとしてただ禊(LIVE)を配信するだけでは足りない部分が多すぎると思っていました。生の臨場感や空気も含めてのチケット料金と思っていたので渋っていました。それをどうしようか?ってメンバーで話し合って、1本のドキュメンタリー映画みたいにすればお金を払う価値がある物になるのではないかと思いまして。
■龍矢さん的にやっていて手応えはありましたか?
龍:実際の収録中はあんまりわかってなかったのですが、お客さんのコメントを見る限りは喜んでもらえたのかなと・・・(笑)
命:自信はなかったよね(笑)これ大丈夫?って(笑)
龍:本当にゼロから自分たちで考えたのでいつもの禊(LIVE)で出来ないことが逆に出来ました。
■有観客の禊(LIVE)が恋しいですよね?
命:そうですね。さすがにお客さんがいない禊(LIVE)をやってみて思ったのは「やっぱりやりにくいなぁ」って事でした。
■クリエイティブな部分として初めてのMV集がリリースになります。改めて思い入れのあるMVってありますか?
命:MVは基本的に全部自分たちでやっているので全部に濃いエピソードがあります。強いていうなら「メイドカフェに行きたくて」かな。場所決めも大変でして、最初に撮影OKが出ていたメイドカフェと直前に連絡が取れなくなって(笑)前日夜中に違うメイドカフェにOKもらえて、なんとか撮影が出来たんですよね。とはいえ全部のMVが印象深いです。
■全部自分たちでやってきたって部分はめちゃくちゃカッコいいと思います。そういうこだわりはこれからも続けて行きたいですよね?
命:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや(〜一同爆笑〜)
プロのすごい人に自分たちでは絶対に出来ないモノを作ってもらいたいという欲はありますね。ただいい意味でのチープさみたいな部分も僕らの強みだとは思うのでどっちもやって行きたいです。
■最新MV「Requiem」はプロのチームで制作されましたよね?
命:いやいや!これは超絶手作り(笑)マネージャーさんに照明カチカチやってもらったり、メンバーでカメラ回したり。メンバー含めて6人で作っています。レール使ってカッコ良く撮れているように見えますが実は台車に座ってiphoneで撮影してるし(笑)今作の中で言えば「Promise」以外は全部YOU TUBERスタイルですよ。(笑)
■そしてMV集と同時に新譜「ハキュナマタタ」が前作から半年のタームでリリースになりますね。タイトル「ハキュナマタタ」から教えていただけますか?
命:スワヒリ語の「ハクナマタタ」”大丈夫!心配ないさ!”って意味と、今作収録の楽曲の中に猫の木天蓼三毛蔵(またたびみけぞう)という猫が出てきまして。その猫のまたたびとも掛かっています。そして「ハキュナ」の部分はただのかわいさアピール。
■なるほど(笑)今回の1枚も楽曲の振り幅がすごく広くて飽きない内容になっていると感じましたが、コンセプティブに制作されたのですか?
命:いやいや、思いつくままに、作りためてある楽曲の中からなるべくバランスをとりながら選びました。
■では配信にて先行リリースした「Requiem」がアルバムの色を予告しているってことでもなかったと?
龍:とりあえず激しい楽曲をリリースしたい!という部分からこの曲は出来上がりました。
■「激しい」ってワードだけ聞くとドラムのハードル上がりますよね?
影:上がりますねぇ(笑)曲は基本的に命さんが作ってくれるのですがそれはドラムも全部打ち込まれていまして。ドラマーでは想像できないような難しいフィルが入っていたりするので「やってやろうじゃないの!!」って感じで燃えます(笑)
命:スピード的に無理なのはあるかもしれませんが基本的には不可能ではないフレーズで作っているはず、「これは無理かな、いや影丸ならできるか」とか思って(笑)。たまに影丸が元のデモの打ち込みを超えてくることもあります!
■M-2収録「コノハ」は禊(LIVE)でも盛り上がりそうなアッパーなチューンになっていますが改めてジグザグが禊(LIVE)において大切にしている事を教えてください。
影:僕は正直な話。無事に禊(LIVE)が終わればいいなって思っています(笑)同期とかを出したりするのが実は苦手なので。機材トラブル無しでとにかく無事に終わってくれ!って思ってやっています(笑)
龍:僕はメンバーの中で動く機会が多いので、お客さんに乗り方とか、次にどんな動きをするのかを伝えたりしています。あとは敢えて動かない部分も意識して禊(LIVE)をしていますね。ずっと動いていてもダメだし。動かなすぎてもダメだし。
命:これが出来る人って意外といないんですよね。ずっと前で騒いでたり、目立たなすぎたりしちゃって。禊(LIVE)において大切にしている事はいっぱいありますが、全体的に一人よがりにならないように、でも逆にただのご奉仕にもならないよいうに。ステージ側と客席側の温度感を合わせていくことはかなり意識しています。
■ちなみにM-4「拙者忍者、猫忍者。~木天蓼三毛蔵(またたびみけぞう)と町娘おりん~」を持って来られた時の龍矢さんと影丸さんはどんな反応だったのですか?
龍:「今度は猫か。」くらいの感覚でした(笑)
命:この曲はとりあえず「にゃんにゃか」って部分が出来たので、主人公の名前決めて、城行って、姫助ける系で良いかって。小学校の頃からだらだら駄文で文字数稼ぐのは得意だったので、その感じで書きました(笑)
■ジャケットも猫ということでこの新譜は木天蓼三毛蔵と共に?ということですか?
命:いやいや(笑)この曲はおまけトラックに近しいので。ジャケットは元々ペンギンが3匹並んでいる写真だったんですがまあアルバムの中に猫が出てくるなら猫の方が良いか?って差し替えました。
■M-5「キーウィのさんぽ道」なんですがキーウィはニュージーランドの鳥ですよね?何かそっちにルーツがあるんです?
命:ちょうど作曲を始めた小学6年の時に大好きだったゲームにキーウィが登場していたんです。そのキーウィに当時異様にハマってて。キーウィ3部作が僕の一番最初のオリジナルです。まあ前世の記憶なんですけど。
■小学6年で作曲ってすごいですね。ちなみに影丸さんはいくつからドラム始めました?
影:僕も小学6年です。ハードロックのKISSが大好きでして。KISSがやっているリズムはすぐに叩けました。自分って天才なんじゃないかと思っていました。そこからフュージョンとかジャズ系のドラムソロを見て「これはちゃんとやらなきゃダメだな!」って思ってめちゃくちゃ練習しました。
命:入り口で「自分、天才じゃない?」って思うのは大事だよね(笑)俺は最初「ケメ子の歌」から始めたからすぐ弾けて天才だと思ってました(笑)キーウィシリーズと「ケメ子の歌」は似てます。
■その辺意識してもう一回聴いておきます!
命:「なるほど!」ってなると思います(笑)
■最後に11月25日にリリースになるこの「ハキュナマタタ」はどんな1枚になったのでしょうか?
龍:方向性がわからないってよく言われるジグザグですが、それがジグザグらしいと思うので、まさにそんな1枚かなと。
命:うん。ジグザグっぽい1枚になりました。ただ今回も好き勝手やってるだけなので、みんなが気に入るかどうかまでは正直わかりません!
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≪10月のLINE UP≫
11/19(木)18:00 アリス九號.
11/20(金)18:00 En'Cell十Dis'Dein / 道化て鴉
11/23(月)18:00 -真天地開闢集団-ジグザグ / Sacrifice / Daiki (The Eccentric) × Chang-MiiNA
11/24(火)18:00 mama. / ジグソウ / 蘭
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音源集 (全国流通 )「ハキュナマタタ」&映像集(Blu-ray)「慈愚挫愚 MV集 -壱-」2020年11月25日同時発売
ハキュナマタタ
【価格】2,000円 (税込) / 【品番】CCR-042
【収録曲】
1.Requiem
2.コノハ
3.Guru
4.拙者忍者、猫忍者。
~木天蓼三毛蔵(またたびみけぞう)と町娘おりん~
5.キーウィのさんぽ道
※映像集「慈愚挫愚 MV集 -壱-」
(Blu-ray) 同時購入 特典ID封入
【タイトル】慈愚挫愚 MV集 -壱-
【品番】CXR-001 / 【価格】4,500円 (税込)
【収録曲】
1.好きになってくれますか
2.きちゅねのよめいり
3.復讐は正義
4.メイドカフェに行きたくて
5.Promise
6.さくら さくら
7.忘却の彼方
8.Requiem
+ OFF SHOT
※音源集「ハキュナマタタ」(CD) 同時購入 特典ID封