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Vijuttoke21年3月号「XANVALA」インタビュー
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Vijuttoke21年3月号「XANVALA」インタビュー

2021-03-23 18:00

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    XANVALA HP


    L→R Vo.巽 Ba.70 / Gt.Yuhma / Gt.宗馬 / Dr.知哉


    始動すぐコロナ禍の中『ライブが出来ないのならこの状況下で新しいものを作るパイオニアになる』と新しい切り口でファンを魅了して来たXANVALA!
    ライブを行うのが難しい中、ライブ活動を再開すると、いくつもワンマンライブをソールドアウト!
    このバンドコロナ禍でも戦えるすげーバンドなんです!!


    ■Vijuttoke初登場のXANVALAですが、バンド名にインパクトありますよね!まずはバンド名の由来を教えて下さい。

    70.:バンド名アイディアは始動前のミーティングでメンバーそれぞれ考え出しあってその中で宗馬が持ち出してくれた【XANVALA】って名前いいねって流れで決まりました。

    宗馬:当時読んでいた「火ノ丸相撲」という漫画で出てきた「ざんばら」って言葉が印象に残っていて、調べたら出世が早すぎてマゲが結えない力士の髪型のこと、とのことなので下克上的な意味でつけました。

    :綴りも「ZANBALA」ではなく「XANVALA」がいいと、宗馬さんがしっかり決めてきてくれました。読みも見た目もインパクトがあってメンバー全員一致で即決でした。


    ■最初は継続的なセッションバンドから始まりました。結成の由来、秘話なんかあったりしますか?

    :最初は有難いことに声をかけてもらってセッションに参加しました。個人的に「FIXER」の曲が好きで、そのメンバーに誘ってもらえたのが凄く嬉しかったのを覚えています。今現在に至ってもそのセッションバンド「SCALA」での経験が自分の成長に大きく関わっていると感じています。

    70.:セッションバンドではそれぞれの前のバンド(FIXER、シュヴァルツカイン、LIM)の曲にオリジナル曲(CREEPERや独善)を少しずつブレンドしてセットリストを作っていました。この頃やっていた曲はXANVALAのライブでやるともの凄く盛り上がるのでやって良かったなと思います。


    ■始動ワンマンライブからソールドアウト、会場限定音源も3枚連続ソールドアウトと順調に駆け出したXANVALAですが、始動してすぐコロナ禍もありました。今年1月で結成1週年を迎えましたが、この1年間はどんな1年でしたか?

    :コロナ禍に陥って、最初はライブというものが自分にとってどれほど大切なものなのか、痛感しました。それはきっとお客さんも同じ思いでいたと思います。だからこそ柔軟に動き、逆境に抗う姿勢でいる事で、不安を払拭できればなと思っていました。この1年で挑戦した事はバンドの強みになっていると思います。

    Yuhma:ファンであるΛ、制作に携わってくれた関係者の方々、ライブハウスの皆様がXANVALAを支えてくれたおかげでどんな苦難も乗り越えることができました。絆が深まり、その強さが行動力に繋がることを実感できた一年でした。

    70.:大変だなとは思ってましたけどそれはみんな同じだなと。逆にライブが出来なくて凹んでいるタイミングに例えメンバー集まれなくてもリモートでできる事をして兎に角バンドが動いているとアピール出来たらそれはチャンスなんじゃないかと出来る事をやっていました。今になると試されていたんじゃないかって。あの時は目に見えて結果には出なかったけどピンチをチャンスにするいい経験になったと思います。あとはメンバーの熱や、応援してくれてる子たちの熱を冷まさせてたまるか。って事ばかり考える一年でした。

    宗馬:進化の一年でした。コロナは僕らを確実に強くしました。

    知哉:ライブが出来ないというもどかしさがありながらも、ライブ以外の活動を模索する事で今後にも生かせる活動の幅が広がったと思います。


    ■先日1月に一周年記念単独公演「驟雨」を開催しました。感染拡大予防対策など通常とは違う形でのライブにはなったかと思いますが、改めて1周年を噛み締めた日だったかとも思います。どんなライブになりましたか?

    :まだ1年、されどこの1年間、互いに支え合ってきた「Λ(ラムダ)」(ファン名称)と一緒に作り上げた俺達らしいライブでした。

    Yuhma:状況や環境が変わっても本気でやれば最高のライブを届けられることを実感できました。

    宗馬:僕らとファンの皆さまの間にはとんでもないエネルギーの交換がされているんだな、と感じました。

    70.:当たり前にライブが出来た日常が一周年までには戻るんじゃないかと正直思っていました。だから自分達の思い描く一周年ワンマンを100%出来たのかと聞かれると正直悔しい部分もありました。でもXANVALA結成から一年見てくれていた子達、XANVALAを知って間も無い子達にも『この人達を応援して良かった』と思わせるライブは出来たんじゃないかと思います。俺は一年頑張ってこの子達の前でベースを弾けて良かったと噛み締めていたので。

    知哉:あまり1周年という実感は無かったですが、こんな状況でも着いてきてくれるファンの皆との絆を再確認できたライブになったと思います。


    ■配信でも、生ライブ配信、コンセプトライブの収録配信、バンドのラジオ配信など、新しい事を発信して来たXANVALAですが、実際配信などしてみてどうでしたか?

    :正直最初は戸惑いました。今でも悪戦苦闘しています。それでも気持ちは目の前に立っている時と変わらず、どうか届く様に叫んでいます。ラジオ配信等も難しい事ばかりですが、意外と楽しんでやっていました。

    Yuhma:近い将来、3Dホログラムも夢じゃない!と思いました。

    宗馬:配信ライブは、遠足とかでもカメラマンのおじさんを探して写りに行くタイプだったので楽しいです。

    70.:俺は熱をどう伝えたらいいのかわからなくて今も苦手です。色々アングルを変えたり増やしたり考えたんですけどね。やっぱりライブは生で目の前で届けたいです。

    知哉:配信ライブをやる事で改めて普段のライブの楽しさ、ありがたさを実感できました。ラジオはずっとやりたかったので今後もやって行きたいですね。


    ■そんなXANVALAが2nd SINGLE「ジャノメ」をリリースしました。今までよりもより重厚に、そしてメロディアスに、表現力豊かな楽曲になっていると感じました。タイトル曲の「ジャノメ」をメンバーから見てどんな曲になったのか教えて下さい。

    :XANVALAの新しい表情を見せられたと思います。自分自身について、新しい発見が多かった曲でもあります。

    Yuhma:芸術は爆発だ。偉い人がそんなことを言っていました。つまりはそういうことです。

    宗馬:ラーメンで言うととんこつ

    70.:巽の表現力が広がるといいなと思いながら作ったのでそう聞きとらえていただけてとても嬉しいです。

    知哉:得意分野です。


    ■「ジャノメ」ですが、「蛇の目」とかけてますよね?作詞で伝えたかった事、表現したかった事なども教えて下さい。

    :タイトルは蛇の目傘からとりました。歌詞は童謡「あめふり」から親子愛をコンセプトに書きました。ただ、単なる家庭の話ではなく、親と子にそれぞれ複雑な裏事情が絡み合ってしまったが故に何もかもがすれ違ってしまいます。「ジャノメ」はその子供視点からの自己犠牲のお話になっています。


    ■収録曲の「雨声に帰す」「左耳の悪魔」も、今回は攻めに徹したXANVALAの破壊力を垣間見える作品に感じました。この2曲についても教えて下さい。

    :「雨声に帰す」は「ジャノメ」に登場する親子の、母親からの視点になっています。捉え方は人それぞれですが、俺はハッピーエンドだと思っています。ライブでは攻め攻めな感じになっています。「左耳の悪魔」はかなり思い入れ深い歌詞になりました。悪魔が俺を救ってくれたお話です。悪魔というのは比喩表現ですが、ノンフィクションです。ライブでは攻め攻めな感じになっています。

    70.:今までも別曲で世界感が繋がっている曲を出してきたんですが、雨声に関しては完全にジャノメと繋げる狙いで作りました。だから『巽…ジャノメと繋げて!』ってかなり大雑把にお願いしました。結果凄く良い歌詞で世界を繋げてくれて感動しました。

    宗馬:「左耳の悪魔」はアラビアンな曲まだ無いな〜と思って作りました。宗馬節満載です。


    ■「ジャノメ」のMV FULLも公開されていますね。歌詞の世界観と、映像との視覚とで、1つの事を表現したい物語に感じる部分もありました。MVの世界観についても教えて下さい。

    :MVは激しさや暗さに加えて、「ジャノメ」の根幹である悲しい、寂しい、といった内面の要素が全面に出せた作品になりました。初見でもかなり印象が残ると思います。打ち合わせの際、やりたい事を全て伝えて、全て実現してくれて、さらにプラスアルファしていただきました。crap dollyの皆さんに感謝です。ただ真冬にびしょ濡れの撮影は今後は控えていこうと思います。

    70.:MVはcrap dollyの黒川さんと何度も打ち合わせをして思い描く世界感、色調を具現化出来たんじゃないかと思います。物語に説得力を出す為に子役さんを芸能プロダクションにオファーしたのも初体験で楽しかったですね。


    ■4月から東名阪のワンマンツアーも開催されます。色々たまったものを吐き出せる機会にもなるかと思いますが、どんなワンマンツアーにしましょう!

    :このバンドについていけば大丈夫って思わせられる様な、未来が見えるツアーにします。

    Yuhma:お家に帰るまでが遠足です。一秒たりとも気を抜きません。

    宗馬:「Bonds」のタイトル通り、くっついたら離れられないような絆を作りに行きます。

    70.:何せ自分たちも心待ちにしていた名古屋、大阪でのワンマンなので。今までみんなが見たかったXANVALAのライブをちゃんと残しつつもビジュアルや楽曲の流れの【変化】を見せれるワンマンツアーになるんじゃないかと思います。『行って良かった。』と言い合って貰えるワンマンツアーにしますよ。

    知哉:安全運転でがんばります!


    ■1st EP「我慾之幕」も今後発売が予定されています。言える範囲でどんな作品になりそうか教えて欲しいです。

    :待たせたなって感じです。

    Yuhma:全曲がシングルA面クオリティです。

    宗馬:遺作になってもいいと思える作品にします。

    70.:少しずつヒントを出していくと『音源にするのは今でしょう』って曲たちです。

    知哉:始動前からの計画がやっと形になります。


    ■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

    :ここまで読んでくれてありがとうございます。XANVALAはまだまだ止まらずに進みます。どうか見ていてください。信じた道は正しかったと、思わせてみせます。宜しくお願いします。

    Yuhma:ありがとう。そして初めましての君が少しでもXANVALAに興味を持ってくれたら嬉しいです。

    宗馬:また会いましょう。

    70.:最後まで見てくれてありがとう。Λ(ラムダ)のみんなには常に感謝しています。そんな感謝の気持ちや色々な感情が混ざり合うライブをしていくから安心して見ていてくださいね。まだ見ぬ君へ届ける俺たちの新しい乱れ髪をお楽しみに。

    知哉:今日からあなたもΛ。私もΛ。何卒、よろしくお願いいたします。



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    ≪21年03月のLINE UP≫
    3月18日(木)KISAKI
    3月19日(金)BabyKingdom / 零[Hz]
    3月22日(月)The THIRTEEN / EYENêS
    3月23日(火)XANVALA / NICOLAS

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    PICD-009 ¥3,850
    [CD]
    1.ジャノメ
    2.雨声に帰す
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    [DVD]
    1.ジャノメ〈MV〉
    2.Interview and Talk about 2020



    LIVE SCHEDULE

    2021/03/28 (Sun) 池袋EDGE
    XANVALA / 蟻 / アンドゥー / ベル
    2021/04/16 (Fri) 巣鴨獅子王
    XANVALA / ゼラ
    2021/04/22 (Thu) HOLIDAY SHINJUKU
    XANVALA / JE:NOVA / マチルダ/ 
    LAY ABOUT WORLD / ジグソウ/ サイノ筐ニワ

    XANVALA 1st ONEMAN TOUR 2021「Bonds」
    2021/04/27 (Tue) 心斎橋Bigtwin Diner SHOVEL
    2021/04/28 (Wed) HOLIDAY NEXT NAGOYA
    2021/05/03 (Mon) 池袋BlackHole 
    【Tour Final】-SEVEN THOUSAND.69-〈70.生誕〉

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