Vijuttoke22年4月号「鬱くしき日々。」インタビュー

鬱くしき日々。 HP​

一つの“愛の形”や“狂うほどの想い”。
様々なジャンルの楽曲が収録された「鬱くしき日々。」デビュー作完成！​

■Vijuttoke初登場の「鬱くしき日々。」ですが、まずはご紹介をお願いします。

ご覧の皆様、はじめまして。鬱くしき日々。と申します。僕、憂のソロプロジェクトです。宜しくお願い致します。

■憂さんのパートが、Vo、作詞作曲、映像編集、トータルプロデューサーと言う事ですが、全て全部一人でやっていると言う事ですよね？

そうですね。基本的には全て自ら手がけさせて頂いております。

■4月1日に1st Mini Album「狂想曲」を配信限定でリリースするとの事で、聴かせて頂きましたがV系と言うよりは歌謡ロック色が強い作品ですね！ズバリ！どんな作品になったと思いますか？

お聴き下さりありがとうございます...！！！“歌謡ロック”と言って頂けた事に僕自身驚いているのですが、これは実は以前やっていたバンドのコンセプトだったのです。しかし、バンドが事実上の解散となり、ソロ活動を始めたことで、実験的な試みではあったのですが、敢えてバンドサウンドはあまり入れず、打ち込み重視のサウンドに挑戦させて頂きました。歌謡ロック色が特に強いのは、「ラフレシア」という楽曲なのかなあと自分では思っています。ズバリ！そうですね...ストレートにはなってしまいますが、正しく鬱くしき日々。のデビュー作です。ですが、この先様々な楽曲を展開して参りますので、ファンの皆様には、是非楽しみにしていて頂きたいです。

■曲のタイトルも面白く、結構強めの歌詞も耳に入って来ました。今回の「狂想曲」の歌詞のコンセプトなんかも教えて下さい。

タイトルや歌詞は僕は非常に大切にしているので、お褒め頂けて光栄です。ありがとうございます。歌詞のコンセプトとしては、一曲ずつ解説させて頂くと、

01.「ソーシャル・デス・ダンス」は、コロナが蔓延し始めた頃にデモが完成していたんです。
僕自身は普段ダンスミュージックは全く聴かないのですが、どういうわけかこのようなサウンドに。
当然僕も当時自粛をくらい、フラストレーションが溜まっていたのですが、ただネガディブな感じでは違うなと思い、今はこんな世の中だけど、いっそ踊り明かそう。
といったメッセージであり、インパクトが強く、1曲目に相応しいと確信を得たので、1曲目に収録させて頂きました。また、たまたまソロでも歌える曲が生まれたので、そこから徐々にソロ活動を考え始めたといったところです。

02.「ヤンデレラ」は、僕自身がヤンデレ気質なんですね。
きっと僕と同じような感性をお持ちの方っていらっしゃると思ったんです。「元カノ殺ス。」といった歌詞があるのですが、ファンには、「本当に殺人はしちゃダメだよ？だけど、思い詰めて心を病んでしまうくらいなら、いっそ自分の中で抹消したら楽になれるから一緒に抹消しようよ」といったメッセージがあります。また、ライブでは定番になるであろう、僕の代表曲です。色々あってMVは消されてしまったのですが、リリースはさせて頂きますし、ライブでもバンバン演らせて頂きますので、パフォーマンスも含め、皆さんには楽しみにしていて欲しいです。

03.「眠り姫」と04.「束縛」は、これまたヤンデレ感全開といった感じなのですが、制作時期で言うと、この二曲が実は1番昔にあった曲なんです。この二曲は僕の実体験を元に描いた曲になっています。でも重すぎないように、極力ポップに仕上げました。

05.「ラフレシア」は、切なく儚い女性の心模様を綴りました。ラフレシアという花は世界一大きな花ですが、異臭を放ち、人から忌み嫌われがちで、花言葉は「夢現」。愛しているのに愛せない、もう届く事のない、叶えたくても叶えることさえも出来ない。幸せだった想い出と明日の狭間で揺蕩う、これでもかというほどの切ない心情をテーマに描きました。

06.「カムパネルラ」はとあるキャラクターの名前から拝借しているのですが、それを、今のこの現代世界を大殺界に陥れている存在に例えて描いた、社会風刺ソングです。

07.「マリア」はダークメルヘン調の、僕なりの純粋なラブソングです。曲の終わり方もアルバムの最後に相応しいと思い、最後に収録させて頂きました。

■アルバム「狂想曲」、憂さん的にどのように聴いて欲しいですか？

そうですね。きっと、前のバンドの曲を知って下さっている方は、「あの憂くんがデジタルサウンド...！？」と驚かれたかと思うんです(笑)。初期は、衣装では喪服を着て、“歌謡ロック”をコンセプトに活動していたものでして（笑）どれも違った視点や物語を綴っておりますので、皆様には是非、その時々の心情によってお好きな曲を聴いて頂きたいです。もちろん曲順は大切にしておりますので、通して聴いていただければ尚更本望です。

■アルバムタイトルの「狂想曲」、タイトルに込められた意味とは？

実はこれ、「狂想曲」と書いて、“ラプソディー”と読むんです。どちらも同じような意味合いではあるのですが、様々なジャンルの楽曲を収録させて頂くにあたり、このようなアルバムタイトルになりました。ただ、収録曲7曲全てに共通して言えることは、どれも、一つの“愛の形”や“狂うほどの想い”。それもタイトルの理由であります。

■4月21日には池袋BlackHoleで行われるVARIEさんの解散主催イベントにて始動するとの事で、初ライブに向けて意気込みをお願いします。

一年目の新人ですし、他のバンドさんとは少し違う音楽性でありますが、来て下さる皆様に精一杯楽しんで頂けるよう、他とは一味二味違うパフォーマンスをさせて頂きますので、よろしくお願い致します。鬱くしき日々。の世界に皆様をお連れ致します。

■7月には主催公演、8月に初の単独公演を予定しているとの事ですが、単独ライブに向けて目標を教えて下さい。

ミニアルバム1枚ですが、アンコール含めて、他のバンドさんと同じくらいの時間演らせて頂く予定です。リリースはまだしていない楽曲も多数演らせて頂きます。敢えてそのまま来て、楽しんで頂きたいです。目標は、例え1人でも来てくださるのであれば、その方に全力で楽しんで頂けるようにエンターテインさせて頂きます。宜しくお願い致します。

■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

皆さま、ここまで読んで下さりありがとうございます。改めまして、はじめまして。デビュー1年目の正体不明の謎の新人、鬱くしき日々。と申します。これからまだまだ未発表の情報がたくさんありますので、是非楽しみにしていて下さいね。これから応援を何卒宜しくお願い致します。

Powered by Vijuttoke

Vijuttoke INFORMATION

*月刊フリーペーパー「Vijuttoke」配布店舗一覧 http://vijuttoke.com/contents/about/distribution_all/
 
*Vijuttoke掲載インタビューを配信中！
・WEB【club Zy. 】https://www.club-zy.com/contents/free_paper
・ブロマガ【club Zy.チャンネル 】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga

≪22年4月号 配信LINE UP≫
4月21日（木）18:00 零[Hz]
4月22日（金）18:00 LIQUID / DEATHROLL / 鬱くしき日々。
4月25日（月）18:00 ZOMBIE / BabyKingdom
4月26日（火）18:00 The Brow Beat

Artist INFORMATION

1st Mini Album「狂想曲」4月1日配信限定Release
【収録内容】 01.ソーシャル・デス・ダンス / 02.ヤンデレラ / 03.眠り姫 / 04.束縛 / 05.ラフレシア / 06.カムパネルラ / 07.マリア

LIVE PICK UP
4月21日(木)池袋BlackHoleで開催されるVARIE解散主催に出演。
7月9日(土)目黒鹿鳴館にて初主催公演。
8月6日(土)下北沢ろくでもない夜にて初単独公演を開催予定。