1a389dcf550e07a416373672d0128c9c6788f077

umbrella​ HP

L→R Dr 将 / Gt 柊 / Ba 春 / Gt/Vo 唯

コロナ禍の鬱憤や怒りを表現したら、umbrella史上トップクラスに重く激しい曲となった「群」!それはumbrellaから今の日本に対しての叫びでもあった!​

■今年で結成12年なのですね!umbrellaにとってどんな12年間でしたか?

唯:12年続けられるような事ってなかなかないと思うんですよ。お風呂入ったりご飯食べたり、そんな感覚で私には音楽、umbrellaがあるのであまり「長かった」だったりそんな感情はないですね。ただ、これだけは言えるのは全く自分を曲げずに素直に自分の音楽を貫けているのはすごいありがたい環境だなと思ってます。

柊:本当に1年1年があっという間に過ぎていきました。バンドをしていなかったらできなかった出会いや経験もありとても濃厚な12年だったと思います。

春:気づいたら12年ですが、バンドとしては着実に音楽的にスキルアップしてきたと思います。結局バンドの商品って音楽なので。

将:僕が加入してからもうすぐ10年ですが、数多の流行は生まれては廃れた激しい移り変わりの中で「良い音楽」を信じてずっとやってきた10年ですね。


■4ヶ月連続デジタルリリースが決定しています。デジタルリリースと、この4ヶ月と言う数字は何か思惑があったのでしょうか?

唯:最初春から「4ヶ月続けてリリースとかどう?」みたいな案が出たんですよ、おもしろいしいいよ!って相当軽くOKした記憶が。理由は聞いてないですが個人的に思ったのは「連続リリース」ってのはやった事なかったし、リスナー、ファンが楽しみだと思ってくれる事ってコロナ禍で減ったから少しでも注目しててほしいなと「お、umbrella本気出してきたな」みたいな。あとは、コロナ禍で作曲した楽曲がたくさんあるので早く出したいじゃないですか…。

柊:今まで連続でのリリースの経験はなく、今回はデジタルリリースという新しいチャレンジだったのでより数をといったトライですね。

春:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです。4という数字が。シルエットが浮かんできたんです。

将:CDとして出したい気持ちは勿論有るのですが、デジタルリリースというのをやった事がなかったのでやってみるというところですかね。


■早速ですが、4ヶ月連続リリースの第一弾の楽曲「群」が発表となりました。今までのumbrellaとは違って、挑戦的な新しい試みの楽曲だと感じました。この曲を作ろうと思ったきっかけは?

唯:前回の【愚問】と同様にumbrellaの強めな部分を押し出した楽曲を選びました。【愚問】の良い勢いを止めたくないなと。umbrellaの「剛柔」を一度忘れてみようと思って。作ろうとしたきっかけは個人でやってる配信で「公開作詞作曲レコーディング」というのをやってて、そこで生まれた曲なんですが【愚問】に続くコロナ禍の鬱憤をや怒りを表現したらこうなりました。

柊:前回のリリースした「愚問」を踏まえての勢いのあるサウンドが欲しかったのと、シングルとしてラウドなサウンドはあまりなかったので連続リリースの一発目は群に決定しました。


■サウンド的にも今までの空間系のumbrellaと比べて、ずっしりとした重めのサウンドに出来が上がっておりました。音作りにも拘った所などあったのでしょうか?

唯:今回はumbrellaの楽曲史上、最も重厚な音にしたかった。ヘビーとグランジとシューゲを融合させようと思って。でも曲内のメリハリがかなりしっかりしていると思います。感情を表現できたかなと。音作りはumbrella史上トップクラスに重く激しくしたいと思ってみんなに伝えました。

柊:今までのレコーディングで使ったギターやエフェクターではないものを使用して挑んでみました。引き心地やサウンドの方向性が自分の中でも新しく、曲にもマッチしたのでいい選択だったと思っています。

春:自分の音を自分で決めつけては進化がなくなるかなと思い、新しい機材で録りました。あとは、下方向に意識を持って弾くと音が重くなるという迷信を信じました!

将:ドラムは低域(バスドラム)、中域(スネア)、高域(シンバル)と全てにアプローチできる楽器なのですが、スネアのピッチはみんなが同じ帯域でごちゃごちゃにならないよう高めに設定しました。方や高域を担うシンバルはかなりローピッチな物をチョイスして、ドラム全体の重心が低い位置でまとまるようにしています。結果として曲のハードさに加え独特の柔らかさを生み出せたと思っていて気に入っています。


■今回の「群」の歌詞は、「躍り狂う正義を繕った群れに」「身に受けた悲劇を背負った群れに」など、「愚者の国」と言う架空の国の事を、何かに例えて作詞しているのかと感じたのですが、こちらの歌詞に関しまして詳しく聞いてみたいです。

唯:ああ、これは架空でもなく「日本」ですね。不満があるのに変えようという行動はしない国民性の「群」と。何処ぞで怒られるかもしれないけど、「は?」みたいなことを散々なさってる政治家の「群」とか。どうしてマスゲームの様な生き方しかしないんだろうとか。そういうのが哀れに見えて。愚かな国だな歌詞でわかると思います。相当怒ってますね。残念ですがその中の一人でもあるんですよね私たちも。


■今後発表される第二弾以降の楽曲はどんな曲になっているのでしょうか?言える範囲で教えて下さい。

唯:精鋭揃いです。言えるとすれば「強気」だということですかね。ということは…また次もインタビューしてくれる感じですか?(笑)

柊:自分たちらしいというのかバラエティに富んだ仕上がりになっていると思います。今回の群を含み良い意味で裏切りもあり、いつもの安心感もある、そんな楽曲達です。

春:今後のumbrellaの代表曲になるかもな、という曲が含まれています。4曲とも五年前のumbrellaには無い要素です。

将:テンポは速めの曲が多いですね。


■6月26日(日) 南堀江knaveにて 「群」release ONE MAN【愚者 gusha】が決定しております。「群」の歌詞にもある「愚者」がタイトルになっていますね。こちらはどんな1日にしましょう?

唯:ぐしゃぐしゃになってライブしたいねという意味もあるんですこれ。なので愚者gusha

柊:大阪でのリリースワンマンです。今回はリリースして少し期間を開けてのライブになるので聞いてくれてる人たちの解釈、自分たちの解釈も込みでさらに良い曲に育っていってると思います。セットリストに組み込まれた群がどんな表情を見せるか自分でも楽しみたいと思っています。

春:曲はライブで披露してどんどん育つので、この日をきっかけに「群」がどうなっていくのか楽しみです!

将:そらぁもうナイスグルーヴな一日を!心を動かす音を突き詰め続けたバンドの音の洪水を体感して欲しいものです。


■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

唯:強火のumbrellaを楽しんでくださいね

柊:今回は連続でデジタルリリースのみ。新しい試みではありますがライブは当然行います。色んな事情でライブに行きたくてもいけなかったりする時代だからこそ、いつでもみんなが来れるようステージに立ち続けないといけないと思っています。まだまだ出来ることはたくさんあります。音楽を楽しみましょう!

春:新曲リリースが続きます!お互いに楽しみましょう!

将:ここまで読んで頂きありがとうございます!ひとまずは6/6リリースの「群」聞いてもらって、6/26のワンマン来てもらって、その後まだ3ヶ月続くリリースを楽しみにしておいてください!


Powered by Vijuttoke


Vijuttoke INFORMATION

*月刊フリーペーパー「Vijuttoke」配布店舗一覧 http://vijuttoke.com/contents/about/distribution_all/
 
*Vijuttoke掲載インタビューを配信中!
・WEB【club Zy. 】https://www.club-zy.com/contents/free_paper
・ブロマガ【club Zy.チャンネル 】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga
≪22年6月号 配信LINE UP≫
6月20日(月)18:00  Leetspeak monsters
6月21日(火)18:00 MIMIZUQ / THE BEETHOVEN
6月23日(木)18:00 HOWL / アンフィル / umbrella
6月24日(金)18:00 The Brow Beat(5月11日 Zepp Nagoya LIVE repo)

Artist INFORMATION

2022.6.6 NEW DIGITAL SINGLE 「群」 Release!!

d178823cda45ffaa93ef8d7c6d9b69ba20c6628f

各種配信サイトにて順次配信開始 
品番:KASA-003


<LIVE SCHEDULE>
■umbrella 「群」release ONE MAN【愚者 gusha】 
6月26日(日) 南堀江knave