HAKUEI(PENICILLIN / The Brow Beat) × you&kiyo(Nicori Light Tours / ex.Janne Da Arc)スペシャル対談！第2回(全2回) 『昔に戻って人生をやり直すみたいなのは気持ち悪いなと思ってしまうんです（HAKUEI）。』

大好評を得ているニコ生ラジオ『居酒屋はくえい』とリンクして行われているHAKUEIとゲストによる対談シリーズ。今回はJanne Da Arc以降も活動を共にしているyou（Gt）とkiyo（Key）をゲストに迎えて開催された。両名とHAKUEIはこれまで接点がほとんどなかったようだが、youとkiyoは若い世代のボーカリスト2人と共にNicori Light Toursを結成し、HAKUEIもRyujiとThe Brow Beatで活動しているところは共通している。その辺りの話を軸に、3名揃って今なお音楽に対する意欲に溢れていることが感じ取れる内容となった対談を2回に亘ってお届けする。

Interview：村上孝之

――“若さ”にちなんで、もうひとつお聞きしたいです。もしも昔に戻れるとしたら、何才頃の自分に戻りたいと思いますか？
HAKUEI：リアルに応えると、昔に戻るのは嫌ですね。そういう質問はよくされて真剣に考えるんですけど、戻ってやり直したいとは思わない。だって、昔に戻ったら歴史が変わってしまって、その後に出会えた人に会えなくなってしまうかもしれないし。軽く考えればいいだけのことなのかもしれないけど、昔に戻って人生をやり直すみたいなのは気持ち悪いなと思ってしまうんです。
kiyo：僕も人生をやり直したいとかは思わないけど、昔に行けるなら江戸時代に行ってみたいというのはありますね。電気もガスもない時代に人はどんな生活をしていたのか知りたいし、建物の柱とかはちゃんと真っすぐ立っていたのかといったことを知りたいんですよ。近くでチャンバラがあったら、絶対に生で見てみたいし。それに、歴史上の誰かに会いたいというのもありますね。
you：2人の話も納得できるけど、僕は敢えて言うなら、中3くらいからやり直したいです。思い返すと、あのときこうしておけば良かったと思うこととかがあるから。あんなふうにしなければ、あの子ともうちょっといけたかな…とか（笑）。先ゆきを知っていることが裏目に出て、さらに玉砕する可能性もありますけど（笑）。