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Vijuttoke23年1月号「DEVILOOF」インタビュー
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Vijuttoke23年1月号「DEVILOOF」インタビュー

2023-01-23 18:00

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    DEVILOOF HP​

    L→R ギター.愛朔 / ベース.太輝 / ボーカル.桂佑 / ドラム.幹太 / ギター・ボーカル.Ray

    日本のみならず世界から大注目のDEVILOOFがなんと!堂々のメジャーデビュー!!
    メジャデビューだからと言って変わる事の無い、むしろ圧倒的な破壊力をもってリリースする「DAMNED」!!
    ヴィジュアル系とメタルのハイブリッドなミックス体感せよ!!​

    ■DEVILOOFをまだ知らない愚か者に、まずはバンドのご紹介をお願いします。

    太輝:初めましての方は初めまして。DEVILOOFはヴィジュアル系とメタルを高い次元においてミックスさせたハイブリッドなバンドでございます。コテ系を更に尖らせて激しくさせたような音楽性です。激しい音楽が好きって自負できる方は一回聴いてみて下さい。あ、読み方はデビルーフって読むよ。


    ■徳間ジャパンコミュニケーションズから来春メジャーデビューが決定しました!率直にメンバー1人1人感想をお願い出来ますか?

    桂佑:素直に嬉しかったです。メジャーデビューってやっぱりミュージシャンなら一度は憧れると思うんです。僕自身音楽やり始めた頃の夢の一つでしたが、自分が好きな音楽や、やりたい音楽と世間一般で受け入れられる音楽のギャップに絶望して、メジャーデビューなんて無理だろうといつからか諦めてました。メジャーデビューするには商業的に成立しなきゃいけないし、大衆向けじゃないとダメ。アンダーグラウンドからセルアウトして、やりたくも無いのにポップスに転身する友達とか実際にいましたけど、僕はそこまで器用じゃないのでそういうことは出来ませんでした。それに僕の音楽のモットーは楽しむことで、好きなこと以外したくないっていうのがあったので、好きなように曲作って好きなように活動していました。ただし全力で。そうしてら、諦めてた夢が叶いました。見つけてくれた徳間ジャパンの方には感謝してます。

    Ray:去年の9月17、18日の2daysで「To the DYSTOPIA」と言う既存曲を2日間に渡って全て演奏すると言うライブがあったのですが、1日目のライブが終わった後、1人の男性が挨拶したいとスタッフのほうに言ってきて、どのような方かなと思ったら徳間ジャパンの方でした。その時にメジャーデビューをしないかと言うお話をいただいて、今にあたるわけですが、正直今でも信じられません。DEVILOOFと言うヘヴィー過ぎる音楽をやっているバンドがメジャーデビューするのは、前例がなさすぎたので。メジャーデビューをしてからの方向性が不安になっている方も居られるかもしれませんが、全くもって不安になる必要はありません。売れ線ばかりの曲をするなら、他のバンドがメジャーデビューしたほうが良くないですか?僕達は、僕達がやりたい曲をこれからもお届けしていくので、これからも応援していただけるとうれしいです。

    愛朔:大変嬉しく存じます!!同時に今までないプレッシャーも感じつつ、メジャーデビューに至るまでの苦労や苦悩、浴びせられた罵詈雑言の数々に涙した日々、それに伴いアルコールに逃げた時も多々に

    りました。しかし「メジャーデビュー」という自身の夢が一つ叶って1番に思う事はDEVILOOFのメンバーとファンの方々、リスナーへの感謝の想いです!!この度は皆様本当に感謝しています!!ありがとうございます!!

    太輝:今迄は5人だけで活動してきたけど、同じ大きな目標に向かって足並みを揃えて向かっていける仲間が増えたと考えています。「チームDEVILOOF」としてこれからは頑張っていきます。

    幹太:メジャーデビューが決定してまずは驚きがあったのですが、その後MVやアー写の撮影であったりLIVE、ジャケ写、Recなど様々活動していて正直いやらしい話、メジャーデビューが決定してからの活動の風通しの良さが凄いです。バンドとして末端の業務を担当した僕であってもそう感じずにはいられないので、リーダーの太輝さんとかはもっと肌で感じてるんじゃないですかね??


    ■そして2023年3月1日にMAJOR DEBUT EP、2枚目のミニアルバム「DAMNED(ダムド)」をリリースします。著名なメタルバンドを手掛ける世界的サウンドエンジニア JEFF DUNNEを迎えての楽曲制作をしたとお聞きしておりますが、ざっくりどんなミニアルバムになったでしょうか?

    太輝:1st EP『PURGE』は結成したての初期衝動とその時に自分達が影響を受けてきたデスコア,ブルデスを「そのまま」演奏しました。1st Full Album『Devil's Proof』はメタルコアやビジュアル系の要素も取り入れつつ自分達の一つの方向性を打ち立てれました。2nd Full Album『鬼』はDEVILOOFらしさに「和」の要素を加えることによって完全なオリジナリティを模索しました。そして、3rd Full Album『DYSTOPIA』はブルータルな部分だけに焦点を当てて2021年の段階でのDEVILOOFなりのエクストリームミュージックの解釈を行いました。そして2nd EP『Damned』。この作品はアルバム自体で方向性を定めた作品ではなく、一曲毎にかなり音楽性の振れ幅が広くなってます。聴いてもらうのが1番分かると思うけども、今言えるとすればかなり実験的なことをしてる楽曲もあって、この作品の最終的な自分達の納得と皆んなの評価がこれからのDEVILOOFの音楽性に大きく関わってくる作品だと思う。俺達はメジャーデビューだからって安パイにただのデスコアはしません。勝負します。


    ■破壊力がとにかく凄まじいリード曲「Damn」を聴かせて頂きました。その破壊力の中、曲の起承転結もしっかり体感出来ました。こちらの曲についてメンバーから解説をお願いします。

    桂佑:Newspeakをリリースした時から挑戦していることなのでるFが、今作もシンセサイザーを駆使して作るサウンド所謂、電子サウンドとバンドサウンドを織り交ぜたハイブリッドな楽曲を作りたいと目標を掲げて製作に打ち込みました。特に今作はカオティックな展開だけど、ノリ感も欲しい、楽曲が破綻しない微妙な塩梅を調整しながら実験的なことも加えつつ、、、と色々と試行錯誤しながら自分の納得いくように修正を加えていきました。


    ■今回初回限定盤には、「Damn」のMVも収録されているとの事で、今回のMVのコンセプトなどお聞きしたいです。良ければ歌詞に込めた意味なども知りたいです。

    桂佑:僕は映画、ドラマ、アニメなどの映像作品が凄く好きでよく見るんですが、そこからアイディアやインスピレーションを得ることが多いです。クリストファーノーラン監督のメメントという映画作品があるのですが、今回のMVイメージの大部分はこの映画の演出や設定を参考にして映像監督と話し合って決めていきました。数分しか記憶を保てない前向性健忘症という記憶障害を患った主人公が愛する人を殺した犯人に復讐するというようなストーリーで、主人公は愛する人の為の復讐に奔走しているように見えて、徐々に記憶障害の弊害も相まって自分の為の復讐に変わっていく、成れの果ては愛する人を殺した殺人鬼と変わらないねっていうなんとも報われない内容のMVです。歌詞の内容も大体同じような感じですが、持病である前向性健忘症に対して主人公が苛立ってると解釈して歌詞にしました。さっきまで起きたことをすぐに忘れていくんですから苛立ちも覚えるかなと。
    楽曲の展開の目まぐるしさ、慌しい感じが主人公の気持ちともリンクしています。主人公の苛立ちが伝わった頃にはあなたもDamnって叫んでるでしょう。


    ■そして、初回限定盤には、他にもDYSTOPIA RETURNS TOUR OFF SHOT MOVIEも収録されますね。DYSTOPIA RETURNS TOURはどんなツアーでしたか?そして、収録されているOFF SHOT MOVIEにはどんな映像が収録されているのでしょうか?

    幹太:今回のDYSTOPIA RETURNS TOURのOFF SHOTは僕が編集した訳ではないのですが、本編後半のMV撮影のOFF SHOTの編集は僕がさせて頂きました。初期メンバーである桂佑さんと太輝さんが今作を作るにあたっての想いを撮影中ポツポツとこぼしており、それはdeviloofの1st『RUIN』から今に至るまでの葛藤やジレンマであり、今もなお抱え続ける重大な問題でした。今回のOFF SHOTは、今作の持つ『意味』にフォーカスさせて頂いてます。見て頂いた方は彼らのファンになると思います。僕はなりました。正直、僕は今回のOFF SHOT制作に指定されていた尺では全てを明かし切る事が出来ず残念に思っています。


    ■「DAMNED」収録曲の「False Self」はどんな曲になっていますか?

    桂佑:王道なセオリー通りのメタルコアって感じで曲展開もメロディーもわかりやすく聴きやすい楽曲になってるかと思います。メインメロと裏メロとハモリ、メロディーラインは結構拘ったのでハーモニーを楽しんで貰いたいです。False Selfは拷訊惨獄を手掛けていた同時期に作った曲で、歌詞もその当時に書いたものです。メンバー脱退など色々とバンドにダメージがあった時に書いた歌詞なのでちょっと自暴自棄な表現があるかもしれません。笑

    Ray:2019年にDusky-Visionと言うミュージックビデオを出して以来、僕が歌う楽曲は世に出ていませんでしたが久しぶりに歌わせていただきます。この曲を桂佑から送られてきて、ギターソロは泣きのソロでお願いしたいと依頼があり、僕の中で泣きのギターソロと言えば、僕が好きなギタリストのSteve Vaiが1番最初に浮かんだのでSteve Vaiが楽曲で使われている奏法の1部をギターソロに組み込みました。僕が歌っている曲でもあり、僕がギターソロを演奏する曲でもあるので、ツインボーカルでなお、僕がギターボーカルであると言うことを強く出せている楽曲だと思います。


    ■イラストデザインで知られる江川敏弘氏にジャケットアートワークもお願いしたとお聞きしております。こちらも凄まじいイラストとなってますが、どのようなイメージでお伝えして、今回のジャケットが出来たのでしょうか?

    太輝:江川さんにデザインしてもらうのは今回が4作目で、江川さんの絵のエネルギーが凄過ぎて細かなイメージを伝える方が逆に良くない気がしてるのでいつもざっくりとしたイメージだけを伝えて描いてもらってます。今回はDEVILOOFとしてもメジャーデビューとのことで新章開幕,新たな始まり的な意味合いを持たせたかったので、聖書の「GENESIS」や「Resurrection」を題材に描いて頂きました。


    ■2023年4月29日に、DEVILOOF ONE MAN LIVE「RUIN」渋谷CLUB QUATTROが開催されます。タイトルは直訳「破滅」。どんなワンマンライブにしましょう?

    桂佑:DEVILOOF史上一番大きいステージになりますので、メンバー全員気合い入ってます。何度かメンバー脱退もありましたし、順調じゃなかったかもしれないけど、ようやくここまできました。今のメンバーなら怖いものなんてないです。「破滅」のその先、DEVILOOFがすげぇ景色見せてやります。

    Ray:今までの僕たちとは違う部分も出せる一夜にしたいと思っております。声出しが少しずつ解禁されてきているライブもあるので4月29日の渋谷クアトロワンマンでは、皆さんの声を聞けるといいなと思っています。さらに進化した僕たちをぜひ会場まで見に来てください。お待ちしております。

    愛朔:音圧、メタラー、キッズ、バンギャで会場ぶっ壊しましょう!!そして皆で一緒に怒られちゃいましょう(笑笑)それは冗談で(半分)家族、友達、恋人、知り合いの人、ワンチャン知らない人とか連れてきて欲しいです!!それでHELLFESTみたいなウォールオブデスとかしちゃって下さい!!皆で渋谷CLUB QUATTROを盛り上げて行きましょう!!

    太輝:「Ruin」はDEVILOOFの1st Singleの名前です。これは俺達がどれだけ周りの環境が変わろうとも初心を忘れないように自戒するために敢えてこのワンマンのタイトルに名付けました。間違いなく新しいDEVILOOFをお見せできるライブになると思います。

    幹太:「RUIN」はおそらくdeviloofの1st『RUIN』から取っており、原点回帰のような事だと思います。しかし、Ray君は1st Full ALBUM『Devil’s proof』からのメンバーであり、僕と愛朔さんは2nd Full ALBUM『鬼』からのメンバーです。1st『RUIN』からのメンバーは今や太輝さんと桂佑さんのみです。しかし今作の持つ意味を考えるとワンマンのタイトルが『RUIN』であるのは当然であり、今回はこのdeviloofというバンド、応援してくれるファン、そして何よりこれまで戦い続けてきた太輝さんと桂佑さん2人の記念すべき日になるようなライブにしたいと思ってます。


    ■全然関係無い話で、個人的な興味でお聞きしたいのですが、Vo桂佑さんは「メタル界の技のデパート」というキャッチコピーが付く程のデスボイスの使い手ですが、デスボイスを出すコツなんかありましたら聞いてみたいです。

    桂佑:めっちゃ頑張る!


    ■2023年メジャーデビューも決定しましたが、今年はどんな1年にしましょうか?

    桂佑:めっちゃ頑張る!

    Ray:今までは裏方での活動が多かったのですが、2023年からは、メディアなど表立った活動をたくさんできる年にできればと思っています。後忘れてはならないのが今まで行けなかった海外ツアーです。

    2023年は海外で僕たちのことを待ってくれている人たちの為にもなる活動ができればと思っております。

    愛朔:メジャーデビューしてきたバンドの中でゴリゴリのデスコアってDEVILOOFだけだと思います+ギターがちゃんと弾けてボーカルも出来るRay君がいて技巧派の桂佑君、太輝君、幹太君に至っては圧倒的なドラム、動画編集やYouTube、多岐に渡り才能を発揮してくれています!メンバー個々の才能を活かしDEVILOOFしか作れない物を作っていきたいです!!

    太輝:毎年勝負の年ってずっと言い続けてきたんですが、今年は間違いなく今までで1番大事な勝負の年になるかと思います。4/29のワンマンは勿論のこと、それ以降も大きいツアーやイベントも控えてたりするので。そして何より音楽を楽しみたいです。

    幹太:来年はバンド公式サブチャンネルを始める予定ですので、コレを頑張りたいです!!ドラマーとしては、METALLICAのラーズやSlipknotのジョーイのようなレジェンドメタルドラマーへの一歩を踏み出せる一年にしたいと思います!


    ■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

    桂佑:Vijuttokeを読んでくれた皆ありがと~!興味持ったならLiveこいよー!音源聴けよー!愛朔のチェキ買ってやれよー!

    Ray:7strings&VocalのRayです。今回の記事を見て、メンバーの個性は少しでも伝わったかと思います。他のバンドとは違うところがたくさんあるバンドですので、少しでも興味を持っていただければ楽曲を聴いたり、メンバーのSNSを見たり、ライブに足を運んでいただけるとうれしいです。

    愛朔:これからもDEVILOOFをよろしくお願い致します!アファーム!

    太輝:DEVILOOFはビジュアル系で1番激しい音楽を演奏してます。特にコテ系が好きなそこの貴方。ライブに一回来てみてほしい。満足のその上を提供します。

    幹太:Vijuttokeを手に取って頂き、僕達の記事を読んでいただきありがとうございます。体に気をつけて、元気に日々をお過ごし下さい。気持ちが辛くなったらDeviloofを聴いて下さい。ブチ上がります!

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    Vijuttoke INFORMATION

    *月刊フリーペーパー「Vijuttoke」配布店舗一覧 http://vijuttoke.com/contents/about/distribution_all/
     
    *Vijuttoke掲載インタビューを配信中!
    ・WEB【club Zy. 】https://www.club-zy.com/contents/free_paper
    ・ブロマガ【club Zy.チャンネル 】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga
    ≪23年1月号 配信LINE UP≫
    1月23日(月)18:00 DEVILOOF
    1月24日(火)18:00 D / The Benjamin
    1月26日(木)18:00 DEXCORE / NAZARE
    1月27日(金)18:00 KISAKI

    Artist INFORMATION

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    ≪初回限定盤 CD+DVD≫
    ♦️TKCA-75138 税込¥4,500(税抜¥4,091)
    -CD-
    M1.Damn
    M2.The Blackened Sun
    M3.Afterlife
    M4.Terpsichore
    M5.False Self
    -DVD-
    1.  DYSTOPIA RETURNS TOUR OFF SHOT MOVIE
    2.「Damn」MV
    3.「Damn」MV MAKING VIDEO
    4.「False Self」MV
    5.「False Self」MV MAIKNG VIDEO

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    ≪通常盤 CD≫
    ♦️TKCA-75139 税込¥2,000(税抜¥1,818)
    -CD-
    M1.Damn
    M2.The Blackened Sun
    M3.Afterlife
    M4.Terpsichore
    M5.False Self

    ≪LIVE≫
    ●2023年2月18日(土) 
    DEXCORE PRESENTS「DEX FEST-2023-」名古屋ダイアモンドホール 出演
    ●2023年4月29日(土) 
    DEVILOOF ONE MAN LIVE「RUIN」渋谷CLUB QUATTRO

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